12月27日 相場情報

お客様各位

【12月27日:今朝の状況】

※為替(ドル/円):1ドル111円35銭【06:40現在】

LME市場はボクシングデーで休場で配信はありません。

※N.Y.ダウ:22878(+1086)
※N.Y.金:1273.00(+1.20)
※N.Y.原油:46.22(+3.69)
※LME銅($/t)現物
午前:----.-(+-.)
午後:----.-
※NYC銅(¢/lb)12月:270.85(+4.00)

※本日時点予想計算値:
ロンドン午前:---円 ロンドン午後:---円 N.Y.:710円

【12月26日:昨日の状況】

※日本国内銅建値:700円(12月26日より△10円)
※上海先物取引所:12月47970(+90)

《価格てんやわんや》
※建値は、年末末の末になり更に10円/kg下がり、足元700円/kgとなりました。
※お陰で今週に入り「値決めをしてしまおう」という話が、「値決めは来年に!」という話に、だいぶ変わりました。
※大概の連絡は「相場が下がった今なら、ハーネス、エフケーブル、家電線は、いくらの?」という問合せばかり。
※年末に自社で持っていたくない荷物を、弊社に売りたいという連絡も多いですが、自社仕入先に現状の価格を知らせる為の、情報収集連絡の方が多いです。

※さて「雑線屋」としましては(国内加工も始めたので職業を「輸出屋」→「雑線屋」に改名しました。笑)、今回の下げをきちんと説明したい所存。
※仮に12月初めに220円であった雑線が、12/26現在190円に迄下がっていたとします。
その原因の半分は(1)中国向け輸出が終わったことで、原因の半分は(2)単純な相場の下げ。
※1ヶ月足らずの間にダブルで下げ要因があった為、今回の雑線単価の下げ、下げ幅が大きいと感じる訳です。
※もし(1)中国輸出だけが終わっただけなら、雑線単価は15円の下げ(30円の半分)、220円→205円で済んでいた。
(2)相場下げだけでも理屈は同じ。
※そういう意味では中国の雑線購買競争力は世界最強で、東南アジアより、まして日本国内加工より、高い価格で雑線を買えていたことになります。

※と、ここまでの事情を、末端の小口業者が知るはずもなく「建値が30円〜40円下がっただけで、なんで雑線が30円も下がるんじゃ〜!怒!」
という叱咤が聞こえてきそう。
※その叱咤、こちらにぶつけるのは止めてください。中国輸出が止まったのも、相場が下がったのも、小生のせいではありません。

※雑線(湘南ヤード持込):【12月26日現在】
【1】 雑線エフケーブル:200円前後
【2】 雑線・一般:170円前後
【3】 雑線B :50-90円
【4】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。
以上