【2月15日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル110円53銭【07:20現在】
※N.Y.ダウ:25517(-25)
※銅
LMEセツルメント
①午前売:6178.5(+58.5)
②午後売:6130.5
※銅
COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 :2.776(-0.002)
金 :1309.8(-1)
※ニューヨーク為替引値(円)
110.47-110.5
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:730円 ②ロンドン午後:720円 ③N.Y.:720円
【2月14日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:720円(2月6日より+10円)
《山行き:地球規模の値引き合戦か?》
※今週は、銅製錬所(山)への銅くずに関して、複数の、納入業社や商社の方に来社頂き、色々とご指導頂きました。
※現在、国内の銅製錬所(山)が、いわゆる”山行き故銅”の購入を絞っていることは 明らかです。ここ1年〜 2年の動向として、
(1)購入数量減らしたい。
(2)購入価格下げたい(これは常に)。
(3)新規仕入先は要らない。
(4)(3)にも通じますが、新規に加工し始めたナゲット銅を使用したくない(可燃物混入不信あり)
※製錬所(山)の荷物が足りている・足りていないというのは、定期的に繰り返される話で、山行き故銅が足りている→購入を絞るというのは、あくまでここ最近、おおよそ1,2年の話です。
(決して恒久的な話ではありません)
※ではこんな状況が、何故生まれたか?
仮説です。
ここ数年、製錬所の大規模炉修もありますが、やはり、(A)米中貿易戦争と、(B)中国7類輸入禁止、に起因するとの説でした。
※かつて中国に向いていた、銅くず(山行き故銅)が、(A)(B)が理由で中国に入らなくなり世界中で溢れている。
※世界中のサプライヤーは、
(甲)中国以外に売る
(乙)迂回して中国に入れる
(丙)加工して中国に入れる、と、様々な方法を模索している。
※その模索過程で、日本の製錬所には、銅くず(山行き故銅)の売り込み沢山あるだけでなく、売り込み価格が「安い」。つまり海外の荷物が安い。
※だ・か・ら・国内の銅くず(山行き故銅)を減らしたい。
※確かに製錬所も一民間企業であり、営利団体です。 国内仕入先=国内納入業者の為に仕事をしている訳でなく、利益の為に仕事をしています。
※安い仕入が出来る以上、その安い仕入を優先し、高い仕入は避けたいといのが当たり前の論理。
あくまで仮説ですが、皆さん、どう思われますか?
※雑線(湘南ヤード持込):【2月14日現在】
【1】 ワイヤーハーネス:220円前後
【2】 雑線エフケーブル(VVF):200円前後
【3】 雑線・一般(42ー43%):170円前後
【4】 雑線B :70-120円
【5】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。】
以上