【2月20日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル110円57銭【07:20現在】
※N.Y.ダウ:25891(+8)
※銅
LMEセツルメント
①午前売:6246.5(-23)
②午後売:6349
※銅
COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 :2.8815(+0.079)
金 :1340.1(+22)
※ニューヨーク為替引値(円)
110.61-110.64
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:740円 ②ロンドン午後:750円 ③N.Y.:750円
【2月19日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:730円(2月18日より+10円)
《雑線市況》
※雑線の足元の市況を尋ねられたので、以下のように答えました。
(1)中国輸入禁止後、1ヶ月半経ち、国内の雑線はマレーシア、タイ、フィリピン向けがプライス・リーダーとなっている。
(2)輸出ルートとしては、韓国、台湾?ベトナム?インド?インドネシア?などの名前も挙がるが市場占有率は低いと思われる。
(3)輸出ルート以外に、国内で新規にナゲット加工を始めた会社向けルートも、あまたある。が、彼等は、A独自の計算式に基づき荷物を買う、というよりは、B輸出向け価格に追随している。
つまり、新規国内ナゲット加工業者には、価格決定権はない。
(4)中国に替わるルートとしては上述の状況で、雑線の流通は比較的安定しており、建値やLMEの上げ下げに応じて、売買出来る仕組みとなっている。これは中国輸入禁止前と、ほぼ変わらない状況
(★この点が雑品とは決定的に違う)。
(5)故に、雑線は日本国内で余っても、不足してもいない。
中国が止まったら、雑線価格が下がると予想した方は、完全にハズレた形。少なくとも今の処は、、、
※(6)ちなみに、発生は?と聞かれ、「普通」と回答しました。特にどこの会社に行っても、荷物が溢れている様子もナシ。ヤードが空っぽという様子でもナシ。
以上
※雑線(湘南ヤード持込):【2月19日現在】
【1】 ワイヤーハーネス:220円前後
【2】 雑線エフケーブル(VVF):200円前後
【3】 雑線・一般(42ー43%):170円前後
【4】 雑線B :70-120円
【5】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。】
以上