【3月19日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル111円42銭【07:20現在】
※N.Y.ダウ:25914(+65)
※銅
LMEセツルメント
①午前売:6492(+82)
②午後売:6460
※銅
COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 :2.9035(0)
金 : 1300.3(-1.5)
※ニューヨーク為替引値(円)
111.42-111.43
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:770円 ②ロンドン午後:770円 ③N.Y.:760円
【3月18日:昨日の状況】
※日本国内銅建値:760円(3月11日より-10円)
《なぜ上がらないか?の誤解》
※国内銅建値が730円→760円→770円と上昇し、現在は少し下がって足元760円です。
この間、なかなか銅“現物”相場が上がってきていません。
※例えば雑線価格。建値が730円のとき200円、「建値が40円も上がったら雑線15円は上がるだろ!!」とよく言われますが、この間上がって5円程度。
(注:雑線価格が上がらないのは小生のせいではありません。誤解ないよう。)
※日本国内の場合、需要家=製錬(山行き)・伸銅・電線・銅箔も、「基本、製品が売れないのに原料在庫が多いから買値を上げれない」→結果、市中取引価格も上がらない。
※中国の場合も同じだと思っています。
※弊社が取引をしている中国国内の需要家は、皆一応に「製品に原料価格の上昇を添加出来ない」ので、原料買値を上げられないと言っています。
※これは相場上昇時によくある話で、中国の特殊な事情に起因していません。
※確かに中国では、
(1)7月以降新たな“スクラップ6類”に関する規制が始まる。
(2)4月以降製造業の増値税(日本の消費税に当たる)が16%→13%に下がる。
という、制度改革があります。
※ですが現時点で、中国の需要家がその影響(1)(2)を訴えてきてはいません。少なくとも弊社の売り先については皆無。
※つまり通常の相場上昇時に於ける「原料買値追い付かず」現象でしかないと考えてます。
※雑線(湘南ヤード持込):【3月18日現在】
【1】 ワイヤーハーネス:240円前後
【2】 雑線エフケーブル(VVF):220円前後
【3】 雑線・一般(42ー43%):190円前後
【4】 雑線B :90-140円
【5】 家電線 :付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
【注意3:コンテナ単位の場合、価格が変わります、別途ご相談下さい。】
以上