お客様各位
【7月2日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=108円41銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:26717(+117)
※銅LMEセツルメント
①午前売:5999(+27)
②午後売:5965.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅:2.6795(-0.026)金:1385.6(-24.1)
※ニューヨーク為替引値(円)108.43-108.46
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:700円
②ロンドン午後: 690円
③N.Y.:690円
【7月1日:昨日の状況】
※国内銅建値700円(7月1日より+10円)
《無断レンタル禁止》
※弊社が東南アジア諸国に輸出する雑線価格、なぜ中国の銅スクラップ輸入と関係するのか?は、先週、説明済み。
※日本も含め世界中どんな所でも、加工した銅の多くは、売り先(=溶解する需要家)がある中国へ、最終的に行っている為です。
※その上で、
「ライセンスの枠を巡り税金+通関コスト=経費が、実質上がる。」
と書きました。
この点を補足します。
※7月から6類スクラップを輸入するライセンスを得た中国メーカーA社購買部の方、offerしてくる海外の仕入先と価格交渉はしますが、輸入実務は大抵、系列の乙仲B社に委託します。
※B社はA社のライセンスを使用し、A社の為に中国輸入通関やデリバリーをする(で、別途対価を得る)。
※そうです、B社は一切表に名前が出ず、通関するので、A社はB社に、実質ライセンスを貸すことになるのです(政府がいくらライセンスの貸与を禁止しようとも)
※市場では「輸入通関費用+ライセンス賃貸料」=「料金X」が、勝手に出回り、ライセンス自体の量が少ないと、料金Xは上昇する訳です。
※料金Xは、輸出する国のshipper(売り手)からすると単なるコストなので、コストが上がった分、仕入価格を下げるしかありません。
※ツラツラと書きましたが、仕入先の皆さまに、要は「値下げ依頼」な、今日のメール&ブログでした。
お知らせ:配信遅れました。二日酔いの為でなく、早朝より乗った飛行機が遅延した為です。(未明までお付合い頂いたお客様に、この場を借り釈明)
※雑線(湘南ヤード持込):【7月1日現在】
【1】ワイヤーハーネス:220円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):195円前後【3】雑線・一般(42ー43%):165円前後
【4】雑線B :70-120円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】