7月11日 相場情報

お客様各位

 

【7月11日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=108円40銭【06:50現在】

※N.Y.ダウ:26860(+76)

※銅LMEセツルメント

①午前売:5862.5(+57.5)

②午後売:5910.5

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

③銅:2.693(+0.0685)

金:1410.1(+12.6)

※ニューヨーク為替引値(円)108.46-108.47

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:680円

②ロンドン午後:  690円

③N.Y.:690円

 

【7月10日:昨日の状況】

 

※国内銅建値680円(7月3日より△20円)


《忖度  そんたく》
※雑線の歩留まりについて、ある社長より大事なポイントを指摘頂きました。
「①計算式の頭(=銅の価格)・②加工賃は忖度してもいいが、③歩留まりを変えてはいけない」という話。
※例えば、
弊社ヤードに仕入先から入った荷物、現場でサンプルを分析した結果、55%、60%、65%の3種類の物が混じっている。
※現場担当者からは、品物が1:1:1で混じっているので「平均60%で見ました」という報告が上がって来ます。
※一方、品物を売る側の仕入先からは、小生に対して「平均63%で見ている」と言われる。
「63%の歩留まりで買って下さい」ということで、弊社現場と意見が一致しない訳です。
※この場合、仕入先に忖度して「歩留まりを63%で見ましょう!」と、安易に歩留まりを変えてはいけないと、この社長はおっしゃってました。


何故なら、
※一般的に単価は「①銅の価格 X ③歩留まり(%) △②加工賃 =◯◯円」
という計算式を使って算出します。
※①銅の価格は上下しますし、②加工賃は自社努力で下げれる(場合によっては利益を見込まない場合もあり)ので、値を変えることはしてもいい。
仕入先に忖度して変えてもいい。
※ですが③歩留まりはそこにある一山の荷物に対する事実・真実で変わるものではない。
※分析した人が責任を以って判断した歩留まりであるなら、①②は商売上変えてもいいが、③を譲ってはいけない。という話でした。
※肝に銘じておきます。

 

※雑線(湘南ヤード持込):【7月10日現在】

【1】ワイヤーハーネス:220円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):195円前後【3】雑線・一般(42ー43%):165円前後

【4】雑線B :70-120円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】