お客様各位
【7月30日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=108円81銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:27221(+28)
※銅LMEセツルメント
①午前売:5949.5(+4.5)
②午後売:5989
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅:2.711(0)
金:1420.4(0)
※ニューヨーク為替引値(円)108.77-108.8
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:690円
②ロンドン午後: 700円
③N.Y.:700円
【7月29日:昨日の状況】
※国内銅建値690円(7月11日より+10円)
《片思い》
※先日、聞きかじった話です。
※そもそも、日本の銅系メーカー(板状・棒)などが、スクラップ銅を本当に必要としているのか?
という問題。
※メーカーの立場から見ると、
①自動車部品向けに高機能素材を製造すると「電気銅からでしか作れない」そうで、原料として銅スクラップを使用出来ない。
ビジネスとしては日本メーカーの独自性があり利幅は取れる。
※一方
②高機能でない素材=汎用品については、銅スクラップを使用出来るも、中国メーカーの製品販売攻勢で値下げ競争となり、利幅が取れない。
※メーカーは①高機能素材の割合を増やし、②汎用品を減らす為、長期的には銅スクラップが、日本国内で余ってくるのでは???との話。
※銅スクラップをメーカーに供給する側の、銅スクラップ”問屋”業界では、長期契約を結ぶ4半期(3か月)毎に、メーカーの業績を見極めます。
※4-6月がダメだったが、7-9月は横ばい、10-12月には回復するか?
など、今はダメでも3か月後には?6か月後には?回復すると考えがち。
※ですが、相手側であるメーカーは、全く、別のことを考えており、”問屋”側のことなぞ考えていないのでは?と思われます。
※「いずれ回復する」は、問屋側の片思いでは?
おまけ:いつもにも増しておもしろくないメールだとお叱りを受けそうですが、
業界としては、本当に”おもしろくない”話です。
※雑線(湘南ヤード持込):【7月29日現在】
【1】ワイヤーハーネス:220円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):195円前後【3】雑線・一般(42ー43%):165円前後
【4】雑線B :70-120円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】