お客様各位
【8月7日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=106円43銭【06:50現在】
※N.Y.ダウ:26029(+311)
※銅LMEセツルメント
①午前売:5667(-20)
②午後売:5678.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)
③銅:2.551(-0.014)
金:1472.4(+7.8)
※ニューヨーク為替引値(円)106.47-106.5
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:650円
②ロンドン午後: 650円
③N.Y.:640円
【8月6日:昨日の状況】
※国内銅建値650円(8月5日より-40円)
《人民元安は“中国輸入”にダブルパンチ》
※中国人民元は5日、ドルに対し下落し、2008年以来約10年ぶりの1ドル=7元台となった。
中国人民銀行(中央銀行)がこの日の人民元中心レートを昨年12月以降で初めて1ドル=6.9元より元安方向に設定した。(08/05 ブルームバーグ)
※米中貿易を考えると人民元安は中国、特に輸出業者には有利ですが、中国が日本から銅スクラップを輸入するときには、不利になります。
輸入者である中国人の立場になって、現在の状況を考えて見ます。《端数省略》
※(①円高・ドル安)
中国人は、1ドルが110円→105円になったので、日本円100万円の現物を買うのに、以前は9,091ドルでしたが、今は9,524ドル払わなければならなくなった。
100万÷110=9,091
100万÷105=9,524・・・(a)
※(②ドル高・人民元安)
更に、中国人は日本への決済をするドルを買う(中国国内で銀行からドルを調達する)のに、以前より“多くの人民元”が必要となります。
以前は6.9人民元で1ドル、 今は7.0人民元でないと買えなくなった。
※結局、日本円100万の現物に必要な9,524ドル(a)を調達するのに、
1ドル=7.0人民元のとき:66,668人民元が必要 ・・・となります。
※中国は完全な変動相場制を採用していません。中国人民銀行が為替を人民元安に誘導したのは、対米国対抗措置と言われてます。
※中国→米国への輸出“だけ”を考えれば、人民元安は中国に有利、一方で、中国への輸入を考えれば、当然、不利となります。
※おまけ;「人民元を直接日本円に換えればいい」と思った方、残念ながら不正解。
交換手数料は2回が1回になり得ですが、レートは変わりません。
100万円の現物を買うのに、必ず66,668人民元が必要です。
※雑線(湘南ヤード持込):【8月6日現在】
【1】ワイヤーハーネス:205円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):180円前後【3】雑線・一般(42ー43%):150円前後
【4】雑線B :50-100円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】