10月11日 相場情報

お客様各位

 

【10月11日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=107円85銭【07:30現在】

※N.Y.ダウ:26496.67(+150.66)

※銅LMEセツルメント

①午前売:5698.5(+38.5)

②午後売:5729

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス)

③銅:2.605(+0.043)

金:1494.8(-11.3)

※ニューヨーク為替引値

107.96-107.99

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:650円

②ロンドン午後:  650円

③N.Y.:650円


【10月10日:昨日の状況】

 

※国内銅建値650円(10月10日より+10円)


《マレーシアの最近》

※最近特に振れていなかったマレーシアの話。

※ご存知の通り、弊社のメイン業務は、被覆線くずの取り扱いです。

国内で、ナゲット加工は行ってはおりますが僅かで、結局取り扱い量の大部分は、東南アジア向け輸出です。

 

※理由は簡単、価格競争力が「輸出>国内工」である為。

※故に、皆さまが日本国内で売買している雑線くずの価格は、未だ、輸出向けルートが、国内流通価格を主導しています。

(日本で雑ナゲットを加工している業者は、弊社も含め、仕方なくその価格に合わせて、買っているだけ。)

※もし、日本から1KGも輸出が出来ない状況(鎖国)ならば、日本国内加工が基準となり、国内流通価格を形成しますが、中国が輸入を禁止しても、尚、他国に輸出されている限り、輸出向けルートがその価格を形成します。

 

※その筆頭であるマレーシア、順風満帆かと言えば、そうでもない。

※日本→マレーシア(1)は順調でも、出来上がったナゲットを売る先は、基本、中国です。

マレーシア→中国(2)は、結局、例のライセンス6類問題があり、停滞してます。

売れは、売れますが、量がはけない。

※今後、12月が近づくと、再発行されるであろうライセンスの「残量」がネックとなり、売りにくくなること必至。

※結果、10月、11月、12月と進むに従い、マレーシア→中国(2)が滞るのに並行し、日本→マレーシア(2)が滞り、最後は、日本国内の雑線くずの流通が滞る。

※最終的には、銅相場の上げ下げとは別に、雑線くず価格が下がると予想してます。

皆さまご注意を。


※雑線(湘南ヤード持込):【10月10日現在】

【1】ワイヤーハーネス:200円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):175円前後【3】雑線・一般(42ー43%):145円前後

【4】雑線B :45-95円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】