お客様各位
【11月13日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=108円96銭【07:50現在】
※N.Y.ダウ:27,691(0)
※銅LMEセツルメント
①午前売:5838(-19)
②午後売: 5849.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:銅2.642(-0.018)
金:1452.1(-3.4)
※ニューヨーク為替引値
109-109.03
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:680円
②ロンドン午後: 680円
③N.Y.:680円
【11月12日:昨日の状況】
※国内銅建値680円(11月12日より-10円)
《ステンレス市場と中国資本主義》
※ステンレススクラップについて、人の受け売りで書きます。
※中国のステンレス大手、青山控股集団がインドネシアのニッケル鉱石鉱山を買収、そこにステンレス工場を2015年より稼働、既に2019年には年間300万トンを製造している。
※この規模感、日本の製造総量に匹敵するとか(先週の銅の話と全く同じですね)。
※既にステンレス製品はアジアマーケットを席捲していて、ライバルに当たる、韓国ポスコも、日本の日鉄も打撃を受けている。
(原料である304スクラップは、大分、インドネシア向けに輸出されている。)
※マーケットを独占するまでは、ダンピング(★注1)を繰り返し、ライバル社が潰れてから、1社だけ生き残り、利益を上げようという「いつもの中国式」。
※考えてみると、日本人のメンタリティは共産主義、社会主義。ライバル会社とも談合して、全員生き残りましょうという社会。
※SONY、シャープ、東芝、日立と、皆んなで少しづつテレビを作っていたら、結局、全部サムスンに持ってかれちゃったという風。
シャープに至っては、本当に潰れましたよね。
※一方で、中国人のメンタリティは資本主義。ライバルと徹底的に戦う、叩き潰す。
自分一社だけ残りたい。
※先週訪れた中国真鍮メーカーも、「グループ参加に入るか?or潰れるか?」だと、社長が言っておりました。
「コーランか剣か(★注2)」ですね。
※ん?「日本=社会主義、中国=資本主義」って、学校で習ったの逆じゃネ?
★注1;ダンピング dumping
採算を無視して商品を安売りすること。不当廉売。市場の健全な競争を阻害するほど
不当に安い価格で商品を販売すること。
★注2;コーランか剣か
イスラム教の聖典であるコーランに従う(イスラム教徒になる)か、剣(聖戦=ジハードをする)か、どちらか選べ!というムハンマドの言葉。
※雑線(湘南ヤード持込):【11月12日現在】
【1】ワイヤーハーネス:200円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):175円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):145円前後
【4】雑線B :45-95円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】