1月8日 相場情報

お客様各位

 

【1月8日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=108円45銭【07:30現在】

※N.Y.ダウ:28,583(△119)

※銅LMEセツルメント

①午前売:6134.5(+37)
②午後売 6130.5

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス

③銅:銅 2.804(+0.0035)

金: 1571.8(+5.6)

※ニューヨーク為替引値

108.42-108.45

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:710円

②ロンドン午後:  710円

③N.Y.:720円

 

【1月7日:昨日の状況】

 

※国内銅建値700円(1月6日より△20円)

 

《謹賀新年》

※今年も宜しくお願いします。

※昨年末メール&ブログで書きました通り相場格言で「子年ねどしは、繁盛」です、良い年にしましょう。

 

※さて、年初、最初の話題。毎年書いてる気もしますが、「今年の相場はどうなる?」の無意味さであります。

※(弊社は定期購読していない)業界紙では、「2020年のLME・銅とアルミ、為替」辺りを、予想した記事が掲載されている頃でしょう。

小生の予想は?と聞かれれば、基本方針毎年ブレず「予想しても意味がない」です。

※何故なら、そもそも今の水準が「妥当かどうか」誰も分からないからです。

 

※例えば1/8現在、LMEが6,150ドル、為替108円50銭として、単純に掛け合わせた数値、667,275円/MTを、仮に基準「ゼロ」とします。

これは、円貨に直した「国内銅価(プレミアなし)」です。

※基準「ゼロ」に対して、様々な経済要素で数値は上げたり下げたりします。(+)(ー)

例:

アメリカV.S.中国とか、アメリカV.S.イランとか、国際情勢が悪化すれば円が買われる(?)。

好転すればドルが買われる(+)。

アメリカの経済動向とそれに伴う金利の上げ下げで、株価が上げ(+)下げ(?)する。

 

※なので、今年の相場はどうなる?と聞かれ、今の数値(基準「ゼロ」)が高いと思う人は下がると言うし、安いと思う人は上がると言う。

だけの話です。←これが「今年の相場はどうなる?」です。

 

※【ここがポイント】今の基準「ゼロ」の「妥当性」を完全に説明仕切れる人は、小生が知る限り、世の中にいません。

様々な経済指標から計算しても、「なぜ今銅が6,150ドル/mt」で、「なぜ今1ドル=108.50円」なのか、を説明出来る人は存在しない。

※基準が違う人同士で、上がるだの下がるだの議論しても意味がない訳です。

※気温10度を暑いと思う人と、気温20度を寒いと思う人が、気温15度は暑いか寒いかと議論するようなもの。

 

※結局、明日の価格が上がるか下がるか、誰も分からない。

nobody knows. 誰也不知道。です。

※ということで、今年もよろしくお願いします。


※雑線(湘南ヤード持込):【2019年12月末日】

【1】ワイヤーハーネス:210円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):185円前後

【3】雑線・一般(42ー43%):155円前後

【4】雑線B :55-105円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】