お客様各位
【1月9日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=109円08銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:28,745(+161)
※銅LMEセツルメント
①午前売:6154(+19.5)
②午後売:6158.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:2.819(+0.015)
金: 1557.4(-14.4)
※ニューヨーク為替引値
109.12-109.15
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:720円
②ロンドン午後: 720円
③N.Y.:720円
【1月8日:昨日の状況】
※国内銅建値700円(1月6日より△20円)
《内憂外患①》
※休みが長かったこともあり正月ボケです。
弊社の関わる銅スクラップビジネスの状況を、アイテム毎に整理してみようと思います(自分の頭を整理する為)。
【1】銅系(山行き銅・二号銅および雑ナゲット birch cliff、cobra)
【2】真鍮系(主に込真鍮 honey)
【3】雑線系(低品位35-45% ICW)
【1】銅系(山行き銅・二号銅および雑ナゲット birch cliff、cobra)
※所謂山行き(銅製錬所向け)の故銅各種は、長い意味ではもう1年くらい売りにくい状況が続いています。
※それがいつ解消されるか?と言われても、全く先が見えない。クオーター(四半期)に分けて考え、1-3月はまずこのまま。4-6月?7-9月?までこのまま?いえ、10-12月つまりは年内一杯は状況変わらないとの声も・・・
(1月の1週目から年内一杯といのも、、、)
※では売りにくいとは、どういうことか?
※より客観的に考えると以下2点です。
①物理的に沢山の数量を売ることが出来ない。
②価格が安い(LME X 為替=”Ⅹ”の値に対しての”計算式が安い”)
※①はそのものズバリで、毎月、製錬所に100トン納めていた会社が、現在は、80トンしか納入出来ない、50トンしか納入出来ないという状況。
※昨年の1-3月、一昨年の1-3月に比べ、この物理的な量が増えている会社は、皆無だと思います。
※もちろん納め先の会社(製錬6社)、各社の各製錬所により、その「減らされ方」は様々ですが、減らされていることは間違いない。
※②は、計算式の話です。
※昨年の1-3月と、今現在、を比べて、同じモノを売っても、必ず「建値Ⅹ〇〇%」の値が下がっているということ。
※例えば、2019年の1月は建値Ⅹ80%だった同じ銅くずが、今だと建値Ⅹ78%でしか売れない。
これにも、皆さん、異論がないと思います。
(内憂外患 つづく)
※雑線(湘南ヤード持込):【2020年1月8日】
【1】ワイヤーハーネス:210円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):185円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):155円前後
【4】雑線B :55-105円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】