1月15日 相場情報

お客様各位

 

【1月15日:今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=109円98銭【07:30現在】

※N.Y.ダウ:28,939(+32)

※銅LMEセツルメント

①午前売:6247(+70)
②午後売:6269

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス

③銅: 2.876(+0.0145)

金 : 1542.4(-6)

※ニューヨーク為替引値

109.97-110

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:730円

②ロンドン午後:  740円

③N.Y.:740円

 

【1月14日:昨日の状況】

 

※国内銅建値730円(1月14日より+20円)


《吉報》
※こいつあ〜春から縁起が良いわ!と、ついつい江戸弁になりますが、吉報が入りました。
※中国7月以降「銅スクラップ」「真鍮スクラップ」など所謂7類のライセンスが不要となること決定とのニュースが入りました。
(このニュースは既に有名な話でしたが、今までは、あくまで噂であった。)
※なので、現在、中国の各メーカーが、昨年7月、10月、今年1月と、都度、中国政府から入手しているライセンスが不要となり、数量の制限もなくなると思われます。

※一方、それに伴う懸念材料もあり。


①SPEC:

ライセンスがない分、更に品質(純度)に厳しくなると予想。不純物のあるモノは更に中国へ入れにくくなる。

②価格1:

ライセンスがなくても、中国が買える価格が安れければ、日本→中国に輸出する流れは出来ません。
実際、どんなアイテムが流れるかは不明(ピカ線や一号銅は結局安く合わない?)
③価格2:

税金。7月以降の中国輸入税金が幾らになるかは全く不明。税金次第で、具体的なアイテムの日本国内取引価格が変わります。
④かけこみ問題とかけこめない問題:

例えば7月に中国の価格が下がるとなれば、5月〜6月にかけこみ輸出が増えます。
逆に、買い手である中国側が、7月になるまで買わないよ!と、5月〜6月に契約を先延ばしすれば、輸出をかけこめない可能性あり。

どちらにしても、制度が変わる7月の直前はゴタゴタしそう。

※と、慎重な意見を書きましたが、基本的には「吉報」だと思います。


※雑線(湘南ヤード持込):【2020年1月14日】

【1】ワイヤーハーネス:210円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):185円前後

【3】雑線・一般(42ー43%):155円前後

【4】雑線B :55-105円 

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】