お客様各位
【3月17日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=106円11銭【07:40現在】
※N.Y.ダウ:20,188(-2997)
※銅LMEセツルメント
①午前売:5211(-319.5)
②午後売:5272.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:2.3985(-0.0755)
④金:1485.9(-29.8)
※ニューヨーク為替引値
105.85-105.88
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:600円
②ロンドン午後: 610円
③N.Y.:610円
【3月16日:昨日の状況】
※国内銅建値620円(3月12日より-10円)
《リーマンショックの教訓》
※先般も一度書きましたが、前回の暴落であるリーマンショック(2008~
2009年)をリアルに経験していると、ちょっと気持ちが楽です。
※この“経験”というところがポイントで、“知識”とはちょっと違います。
※勿論、今回のコロナ危機は、リーマンショックとは全く種類が異なる事件なので、
参考になるかどうかは分かりません。
※しかしながら、当時の経験を参考に、我々の職種において起こりうる事態
を幾つか予想出来ます。
※ポイントは、やはり“相場下落”です。そこから以下のことが起きます。
1)在庫評価損失
2)長期滞留在庫に因る資金難
3)スクラップ発生減少に因る仕事自体の減少
※より具体的には
1)1億円在庫している銅くずの価格が5,000万円になってしまう。評価損(つまり、金)。
2)その間にも、仕入れは入り続けるので手元資金が通常よりも必要になる(つまり、金)。
3)景気が落ち込むので、スクラップの発生自体が減る=仕事は減る。が、
毎月の経費を減らすことはさほど出来ない為、月々の経費は通常通り必要となる(つまり、金)。
※ということで、結論は「金・かね」です。
※「金・かね」が続けば、別に“なんくるないさ~”ということになります。
※なので、経営者は銀行から借りるか?、国から借りるか(注)?、はたまた、
自分個人の金を突っ込むかして、この危機の間、金=資金を回すしかありません。
※つい最近も「無借金経営」を馬鹿にしたばかりですが、こういうとき無借金企業は強いです。
注:新型コロナ対策で、保証協会を利用した融資の特別枠(8,000万円)が出来ました。①通常の枠、②特別枠、「③以外に更に8,000万円の増枠(たしか最長10年)」です。
銀行金利は発生しますが、保証協会料は安倍ちゃん払い、じゃない政府負担。 なので、資金が必要な方は、借りとけばいいと思いますよ。
※雑線(湘南ヤード持込):【2020年3月16日】
【1】ワイヤーハーネス:190円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):165円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):135円前後
【4】雑線B :40-90円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上