4月8日 相場情報

【4月8日:‪今朝の状況】

 

※為替(ドル/円):1ドル=108円77銭【‪07:35現在】

※N.Y.ダウ:22,653(-26)

※銅LMEセツルメント

①午前売:5067.5(+200.5)

②午後売: 5013

COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス

③銅:銅2.2885(+0.0535)

④金:1664.8(-12.2)

WTI 原油先物($/bbl)

原油23.63(-2.45)

※ニューヨーク為替引値

108.7-108.73

 

※本日時点予想計算値:国内銅建値

①ロンドン午前:600円

②ロンドン午後: 590円 

③N.Y.:590円

 

【4月7日:昨日の状況】

 

※国内銅建値570円(4月1日より-10円)

 

《 CCIC JAPAN㈱ 》

 

※日本から中国へは、6類のスクラップに関して輸出が継続されております。

中国政府が、2018年末で輸入を止めたのは7類(雑品・雑線)で、6類に分類される、不純物の少ない銅系・真鍮系・アルミ系のスクラップに関しては、日本→中国の輸出に関して、問題なく継続されております。

 

※但し、中国に、金属スクラップ(だけでなく古紙・廃プラ)を入れるには、輸出国側で、CCICという検査機関の検査を受ける必要があります。この検査を日本で行っているのがCCIC JAPAN㈱です。

※先日、同社より、日本政府の緊急事態宣言が発表され次第、『a立入検査および b検査案件の受付をすべて‪一時停止します。』との通達が出ました。

※検査の再開は、緊急宣言書と新型コロナウィルス肺炎の流行状況に因る、とされており、実質、『4月8日以降、検査&証明書発行を一切行わない』との通達です。

 

※これで、中国大陸ダイレクトに、銅系・真鍮系・アルミ系のスクラップを輸出することは、CCIC JAPAN㈱が、検査を再開するまで “実質不可”となりました。

※注:①香港経由広東省向けは影響なし。②中国以外への輸出は関係なし。

 

(A)日本側・中国側の通関業務が動いており、(B)二国間の本船も行き来しており、何より(C)中国の需要家(メーカー)が原料を購入したい状況下で、検査機関の為に貿易が止まることは、極めて残念です。

 

補足:誤解のないよう! CCICの検査を必要としない、物凄く多くの一般品に関しては、

日本→中国、中国→日本の貿易が動いていることになります(遅れはあるやも)。 

CCIC検査を必要とする、スクラップ(金属・紙・プラスチックスクラップ)の日本→中国への輸出“だけ”が、止まることになります。

 

皆さん自宅勤務になったら、思いっきりYouTube動画を見ましょう!

(何なら配信されることもお薦めします)

https://www.youtube.com/watch?v=cV6i31CwJfY

 

※雑線(湘南ヤード持込):【4月7日現在】

 【1】ワイヤーハーネス:170円前後

 【2】雑線エフケーブル(VVF):150円前後

 【3】雑線・一般(42ー43%):120円前後

 【4】雑線B :30-75円 

 【5】家電線:付き物を取り売買可

 【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

 【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】