【4月15日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円17銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:23,949(+558)
※銅LMEセツルメント
①午前売:5,119
②午後売: 5,141
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:銅2.3470(+0.0265)
④金:1756.7(+11.9)
⑤原油20.11(-2.30)
※ニューヨーク為替引値
107.20-107.23
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:590円
②ロンドン午後:600円
③N.Y.:600円
【4月14日:昨日の状況】
※国内銅建値580円(4月8日より+10円)
《どんな状態か?を把握しましょう》
※昨日は、日中、銅相場がぐっと上がってきて、比較的売込みが多かったです。
※ブログ、YouTube動画で紹介しております通り、マレーシアの状況も芳しくなく、荷物をお持ちの方は、
今のうちのに売りたいという思惑もあるやもしれません。
※さて、目下、コロナ騒動が発端で、弊社も足元の業績悪いです。その構造を検証してみました。
- 自社在庫の評価損(含み損)
- 仕入先の在庫評価が高く、売込みofferが少ない。
- 工場発生・市中発生が少ない。
- メーカー需要薄、購入意欲も低い。
- ④の例外は中国で、需要多、購入意欲ある・・・“が”、CCICが取得出来ず、当面direct輸出出来ない。
※①については資金が続きさえすれば、いずれ平準化されます。損を出さずに済みます。
④⑤については、弊社、売り先を海外に広く持つ為、比較的影響が少ない(国内だけの方はきつい)。
※問題は②と③が原因で「取扱高が落ちていること」です。
※例えば毎月1,000トン扱えば、販売管理費を捻出出来るとして、現在は、取扱高が極端に落ち込み、800トンだったり、
600トンだったりする。
※それに対して、「月々の経費は(そうは)減らせません」。
入荷が少ないから、従業員を解雇したり・給料を下げる訳には行きませんし、家賃、燃料代、
水道光熱費なども、月々ほぼ同じようにかかります。
※取扱高=利益と考えると、結果「利益は減り・販売管理費は変わらない」となる。
※ポイントはここから。
今回のコロナ騒動で警戒すべきは、この取扱高が落ちる「期間」が、いつまで続くか
全く分からないことです。
※緊急事態宣言が5月6日迄で、5月7日から全て普通通りだったら、1か月経費垂れ流し
でも我慢しましょう。 2か月、3か月でも年間を通じたら何とかなるかもしれません。
※ですが、いつになったら通常になるかが分からないのです。
※当面、①資金を手厚く準備する、②加工や選別など仕入れが少なくても利益を増やす方法を取る、
③経費を抑えるなどして、この期間を耐えます。 また、④過去取り組んでない新しい仕事も積極的に
行います。
※今日の話は、経営者の皆様には釈迦に説法でしたね。
※雑線(湘南ヤード持込):【4月14日現在】
【1】ワイヤーハーネス:170円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):150円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):120円前後
【4】雑線B :30-75円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上