お客様各位
【4月24日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円55銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:23,515(+39)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5120.5(+86.5)
②午後売: 5138
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:2.324(+0.0065)
④金:1733.3(+4.6)
⑤原油:16.5(+2.72)
※ニューヨーク為替引値
107.58-107.61
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前: 600円
②ロンドン午後: 600円
③N.Y.:600円
【4月23日:昨日の状況】
※国内銅建値590円(4月23日より-10円)
《arbitrage(アービトラージ:鞘取り);その②》
※アルミ価格の下落っぷりの話をしたいのですが、
それに先だち、昨日に続き、ステンレスを例に、アービトラージ取引について書きます。
【例2:原料不足(b社が荷物を買いたいとき)】
※例えば、急遽、メーカーb社が原料不足に陥ったとき、為替同様、瞬間的に二国間の取引で、価格が合うことがあります。
※具体的に、韓国メーカーb社の買値が1,000ドル/mtのステンレス、為替が1ドル=100円だと、1トン=100,000円(100円/kg)です。
※しかしながら、b社が、突然、大きな製品受注を受け、原料が不足し、1,000ドルの買値を1,100ドルまで上げ、原料集荷にドライブをかけることにする。
※これは日本円で110,000円(110円/kg)となり、日本国内の価格100,000円(100円/kg)との間に差が生じ、日本→韓国への輸出取引が成立します。
【例3:荷余り(A地域で荷物が余ったとき)】
※メーカーa社があるA地域で極端な荷余りが起こったとき、また、瞬間的に二国間の間で取引で、価格が合い、ビジネスが成立する可能性があります。
※具体的に、、、、(クドくなるので、すこし端折ります。)
※日本メーカーa社があるA地域、つまり日本で極端な荷余り状態になると、A社は100円/kgの買値を下げ、例えば90円/kgにします。
※韓国メーカーb社は買値が100円/kgのままなので、やはり日韓の間に差が生じ、日本→韓国への輸出取引が成立します。
※明日、3日目にしてやっと本題に入ります。
目下のアルミ・スクラップ、例3の状況にあると思います。これについて次回。
(つづく)
※雑線(湘南ヤード持込):【4月23日現在】
【1】ワイヤーハーネス:170円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):150円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):120円前後
【4】雑線B :30-75円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】