お客様各位
【5月23日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円60銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:24,465(-8)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5242.5(-144.5)
②午後売: 5254.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:2.408(-0.043)
④金:1734.6(+14.4)
⑤原油:33.25(-0.67)
※ニューヨーク為替引値
107.61-107.64
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前: 610円
②ロンドン午後: 610円
③N.Y.:620円
【5月22日:昨日の状況】
※国内銅建値610円(5月20日より+10円)
《中国のアルミ:ADC-12(★注)》
※専門外ですがアルミ合金インゴットADC-12について、中国客先より得た情報を、かいつまんでご報告。
※元々、中国はADC-12を大量に製造しており、それを大手商社経由日本の自動車メーカーに販売してきました。
※その為ADC-12に関しては、純輸出国である上、鉄鋼などと同じように大量に作り世界中に、
売りさばいてきた為、世界のアルミインゴット市場のダンピングを助長してきた立場です。
※今般、中国側から問合せがあったのは、その中国がADC-12を“輸入したい”という話です。
つまり買いたいから、供給先を探せよ!との依頼。
※添付資料は、今年、3月の鍛造用アルミ合金インゴットをどこの国から中国が輸入したか?
という資料です(上海有色ネットより)。
※多いのはマレーシアからの輸入で、新型コロナウィルスの蔓延により、中国工場の稼働が、止まってしまった大手アルミ合金メーカー(Y社?)が、同社のマレーシア工場から大量に、荷物を送ったのだと予想されます。
※中国のADC-12輸入数量は、2019年10月迄はほとんどなく、昨年11月から増え始め、12月から、急激に増えています。
※ということは、コロナ禍に因る一時的な傾向でA:コロナ禍が治まれば輸入はしないのか?
それともアルミスクラップ原料不足から、中国国内の製造は、今後落ち込み、B:経常的にADC-12の状態で輸入するのか?
※果たしてここに、ビジネスチャンスはあるでしょうか?
(★注)ADC12:
アルミダイカストとしては機械的性質、被削性、鋳造性いずれも高いレベルでバランスのよい合金タイプです。
アルミダイカストの生産量のうち、おおよそ90%以上がこのADC12といわれており、ほとんどが
自動車用部品に使われています。《www.toishi.infoより》
※雑線(湘南ヤード持込):【5月22日現在】
【1】ワイヤーハーネス:170円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):150円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):120円前後
【4】雑線B :30-75円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上
【添付ファイル】
* cid:CAB0BB6B-E859-4880-9608-E79F5BB76A9C.jpg
https://www.mlist.ne.jp/archive/attach/tokyoshigen/45a468aaf6f830a5266b06de6298e687/2109/