お客様各位
【5月27日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円50銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:24995(+529)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5341.5(+99)
②午後売: 5335.5
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:2.4385(+0.0295)
④金:1704.8(-29.8)
⑤原油:34.35(+1.1)
※ニューヨーク為替引値
107.52-107.57
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:620円
②ロンドン午後:620円
③N.Y.:620円
【5月26日:昨日の状況】
※国内銅建値610円(5月20日より+10円)
《被覆線クズ加工先としての韓国・中》
(つづき)
※昨日、日本から韓国へどのような銅クズが輸出されているか?また、マレーシアやタイと何が違うか?
という点を書きました。
※このうち②に当たる「加工目的」で被覆線クズ(=雑線)を輸出する場合、韓国はマレーシアと、集荷競争に於いて、ガチンコ勝負となります。
※そもそもマレーシア向けが、日本の銅クズ輸出先として、3月の数量ランキングトップを走る理由は、
コストです。
※コストとは、人件費・電気代・ゴミ処理代(の安さ)であり、総合コストが安い国が、日本からの被覆線クズ集荷競争のwinnerとなります。
もっと言うと世界的な集荷競争のwinnerとなります。=その国に、荷物は集まります。
(ここでは各国の通関事情や、政府方針は無視して考えます)
※クリーンな銅くず(出来上がったナゲット銅)の価格は、国際相場なので、世界中ほぼ一緒です。
※日本の銅が500円のとき、中国の銅が800円ということはあり得ません。
あっても多少の差。つまり、被覆線クズを加工した後の売値は世界中、ほぼ一緒。
※売値が一緒なので、マレーシアでも、韓国でも、日本でも、総合コストの安い国に、被覆線クズを集荷
する競争力があり、その国に荷物が集中することになります。
(つづく)
※雑線(湘南ヤード持込):【5月26日現在】
【1】ワイヤーハーネス:180円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):16円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):130円前後
【4】雑線B :40-85円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上