お客様各位
【5月28日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円73銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:25548(+553)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 5308.5(-33)
②午後売: 5235
※COMEX当限セツル($/ポンド、金は$/トロイオンス
③銅:2.4025(-0.036)
④金:1710.3(+5.5)
⑤原油:32.81(-1.54)
※ニューヨーク為替引値
107.71-107.73
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:620円
②ロンドン午後:610円
③N.Y.:620円
【5月27日:昨日の状況】
※国内銅建値610円(5月20日より+10円)
《被覆線クズ加工先としての韓国・下》
(つづき)
※しつこくなりますが、昨日の話に例を出して説明してみます(なるべくシンプルに)。
※マレーシアでの雑ナゲットの売値は500円
※韓国での雑ナゲットの売値は500円
※日本での雑ナゲットの売値は500円と仮定します。昨日書きました通り、国際相場は、理論上同じで大きな差はありません。
※分かりやすく、銅歩留り40%の雑線を日本から輸出するとし、運賃を含むコストをそれぞれ、(1)マレーシア=30円、(2)韓国=50円、(3)日本=60円とします。
※弊社が、神奈川県茅ヶ崎市の湘南ヤードにある荷物を、各国輸出先に“売れる”価格は、
・(1)’マレーシア:500X40%△30=170円
・(2)’韓国:500X40%△50=150円
・(3)’日本:500X40%△60=140円
※コストが安い国に競争力があるとは、こういうことで、マレーシアに売ったら170円、韓国に売ったら150円の場合、韓国に売りたい人(輸出したい人)はいないと思います。
※韓国は、aほぼ日本と同じ物価の国であり、b社会構造も似ていてゴミ代が劇的に安いとは思えません。
つまり、総合コストでマレーシアに敵うはずはありません。
※被覆線クズの販売先として、韓国がマレーシアに勝てるはずがないというのが、小生の結論です。
(被覆線クズ加工先としての韓国:おわり)
おまけ:ここまで韓国の競争力の無さを書いてきましたが、実は弊社、韓国向け取引をしております。
そのポイントは流石に企業秘密です。
※雑線(湘南ヤード持込):【5月27日現在】
【1】ワイヤーハーネス:180円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):160円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):130円前後
【4】雑線B :40-85円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上