お客様各位
【3月10日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=115円80銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 33,286(+653)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 10052(-119)
②午後売: 10044.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.564(-0.1365)
④金: 1985.9(-54.2)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:108.7(-15)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1210円
②ロンドン午後:1210円
③N.Y. : 1220円
※ニューヨーク為替引値(円)
115.82-115.87(0.16円安-0.18円安)
【3月9日:昨日の状況】
※国内銅建値1240円(3月9日より-30円)
《えげつない》
※昨日、ニッケルの暴騰(というか錯乱)について書
きました。
※ことの真相・全容は、当然、わからないのですが、
又聞きしている話を、さらに無責任のまま流します。
evidenceなしの空想小説としてお読み下さい。
《国名・社名は仮名》
※ニッケルを原料として使用する巨大ステンレスメー
カーA社がLMEで、売りのヘッジをします(製品か?原
料か?とにかく売りを先に決める。これは通常業務)。
※製品製造に必要な原料であるニッケルは、R国から
輸入していたが、同国で戦争が始まり、そのR国がニ
ッケルの輸出を禁止、同社は当て似していたニッケル
を買えないこととなる。
※A社は困り果て、仕方なく市場=LMEからニッケルを
買うことを決める。
売り契約をを先に決めているので、相当する原料を、
どこからかは絶対に買わざるを得ない。
※この状況を側から見ていた、全く関係のない商社G社
は、A社が困って市場=LMEから原料を調達する情報を
いち早く知り「LMEのニッケル相場が絶対に上がる」と
判断、A社より先にLMEにニッケルの買いを入れる。
※なにせ絶対に上がることが分かっているのだから、
G社は、持てる資金(下手すると金を借りてまで)を、
とにかく全部、LME市場に注ぎ込み、ニッケルを買いま
くります。
※A社の売り契約(ヘッジ)が1万トンであっても、数
量は関係なし、必ず上がるのだから、1万トンでも10万
トンでも買いを入れる。
※仮に、トン500万円のニッケル地金、LMEで10万トン
の買いを入れる為には5000億円が必要となります。
※LMEがの値が、50,000→100,000に上がった瞬間に売
り抜ければ、5,000億円が1兆円になりますから、
5,000億円の利益ですね。80,000のときに売っても、
3,000億円の利益。
※さて最後に、G社は買ったニッケルの権利(現物では
なくLMEでの“権利“)を、A社に買取るよう要求する。
人の足元を見るとはこのことですね。
※見るに見かねたC国政府は、資金をA社に貸し、A社が
ニッケルの権利をG社から買うのを手助け、A社のニッ
ケル買いが終わりLME市場は元に戻った。
※えげつないのはG社ですよね。弱みにつけ込み金儲け
をしたという話でした。
おまけ
用語:ショート・スクイーズ
https://kabu.com/sp/glossary/1204114_3152.html
※雑線(ヤード持込):【3月9日現在】
【1】ワイヤーハーネス:475円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):425円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):390円前後
【4】雑線B :280-310円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上