お客様各位
【3月12日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=117円28銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 32,944(-229)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 10145.0(+1)
②午後売: 10126.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.616(-0.0275)
④金: 1982.7(-15.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:109.33(△3.31)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1240円
②ロンドン午後:1240円
③N.Y. : 1240円
※ニューヨーク為替引値(円)
117.27-117.28(1.14円安-1.14円安)
【3月11日:昨日の状況】
※国内銅建値1240円(3月9日より-30円)
《相場が高い時に起こる問題》
※ 銅相場が高い昨今、被覆線くずの売買で歩留1%の
ズレは大きいです。
銅価格500円/kg→1%のズレ:5円の差
銅価格1,200円/kg→1%のズ:12円の差
※品物の山が単品(一品物)であれば簡単な話で、
サンプルを1本持ってきて分析し歩留まり65%であれ
ば、山全体も65%の歩留まりとなります。恐らく1%
のズレも出ません。
※ところが被覆線くずの売買、大抵は数種類から数十
種類のものが、山の中に混在しております。
サンプルを幾つか分析しても
歩留まり◯◯%の被覆線が全体の何割
歩留まり〇〇%の被覆線が全体の何割
トータルで、この品物の山は歩留まり〇〇%と判断せ
ざるを得ません。
※この方式で歩留まりを割り出すと、究極的には、加
工前の状態で歩留まりをズレなしに言い当てることは
不可能ということになります。
※60%と65%と70%が、1:1:1の割合で混じってい
ると見た目で評価し、トータルを平均65%と判断出来
ますが、それは64%かも66%かもしれないわけです。
※仮にお客様と600円/kgと決めた単価、弊社ヤードに
現物が到着後、検収した歩留まりが、1%、2%狂った
と感じてもクレームを付けることは出来ません。
見た目の評価で1〜2%の差を判断し切れない為です。
※LINEと電話のやり取りで、600円/kgの被覆線くず10
トン契約することは、下振れ2%=24円・上振れ2%=
24円(576円〜624円)になる可能性を許容することを
意味します。
※現物10トンが来てみたら、576万円かも624万円かも
しれず、しかも文句を言えないとは、何とも恐ろしい
商売だと思うわけです。
おまけ:トヨタに624万円のアルファードを注文し、
納車されてみたらオプションが、2つも3つも付いて
なく576万円のグレードでした。
「ナビとサンルーフ付け忘れちゃいましたけど、いっ
すよね、別に。」と営業マンに言われて、文句を言え
ない状態。って一体、、、。
※雑線(ヤード持込):【3月11日現在】
【1】ワイヤーハーネス:475円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):425円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):390円前後
【4】雑線B :280-310円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上