3月13日 相場情報

《台湾人・中国人》

【3月13日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=148円15銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:41,350.93(-82.55)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売:9766.0(+138)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.821(+0.081)
 ④金:2939.1(+26.2)

※WTI 原油先物($/bbl)
 ⑤67.68(+1.43)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1500円
 ②ロンドン午後:ー
 ③N.Y. :1630円

※ニューヨーク為替引値(円)
148.25-148.26(0.48円安-0.47円安)

【3月12日:昨日の状況】
※国内銅建値1440円(3月11日より-40円)

《台湾人・中国人》

※台湾の南部(台北から新幹線で1時間半)にある台南市を訪問
しました。台南市の湾裡という地区には金属スクラップの会社
が集まる金属スクラップ工業団地があります。
※現在は、輸入を禁止している台湾ですが1990年代初頭?まで、
アメリカや日本の金属スクラップを輸入、海外の金属スクラッ
プを解体する産業が盛んでした。

※当時台湾政府が環境に配慮、湾裡地区にある工業団地に解体
業者を集積した為、工業団地が出来た頃、解体業者がこぞって
入居しました。にも関わらず、直後に、台湾政府が輸入を禁止
するという、入居した解体業者にとっては不幸な歴史がありま
す。

※台湾政府の金属スクラップの輸入禁止を機に台湾(特に台南
市・高雄市)の金属スクラップ業者は、中国大陸(主に広東省)
への進出を加速しました。
※中国大陸の金属スクラップ業黎明期(1990年代)は、台湾人・
台湾資本により支えられていたと言っても過言ではありません。

※ところが、その後中国人・中国資本の金属スクラップ業者も
ノウハウを蓄積し、資本を蓄え、台湾人・台湾資本の会社から
独立していきました。
※地元中国では、台湾人は所詮、他所者(よそもの)で、同じ
商売をしては中国人に勝てません。結果として、今では中国大
陸で金属スクラップ解体事業を行う、台湾人、金属スクラップ
業者は減ってしまいました。
※中国人が台湾人を駆逐、追い出した形です。

※さて日本でも同様で、実は元々日本で金属スクラップ業を営
んでいる中華系といえば、(中国人ではなく)台湾人が主力で
した。
※ところが2018年に中国政府が7類(雑線・雑品)の輸入を禁
止して以降、中国大陸の中国人業者が日本に進出してからは、
元々日本で金属スクラップ業を営んでいた台湾人の仕事を、
“より”奪うこととなり、現在、台湾人の金属スクラップ業者
は勢いを失ってしまいました。
※台湾人からしてみれば、また(中国大陸でも日本でも)、中
国人にやられた=仕事を奪われたことになります。

補足
最初に紹介した台南市湾裡地区の工業団地には、金属スクラッ
プを輸入出来なくなって以降、扱い量が激減しても、台湾国内
発生物だけを、解体している業者が僅かに残っています。輸入
した大量の金属スクラップを解体していた頃を知るオーバー50
の人から見ると、こじんまりとして寂しく映るそうです。一方
で、金属スクラップの仕事、”完全になくなるわけでもない”
辺りが、この仕事の妙だと感じました。  

以上