《真鍮の輸出数量:補足》
【3月18日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=149円36銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:41,841.63(+353.44)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9748.0(-11)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.9335(+0.064)
④金:3000.0(+5.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤67.58(+0.4)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1510円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1680円
※ニューヨーク為替引値(円)
149.21-149.22(0.59円安-0.57円安)
【3月17日:昨日の状況】
※国内銅建値1500円(3月13日より+60円)
《真鍮の輸出数量:補足》
※昨日のコラムが中途半端であったので、再度、詳細説明を致します。
※財務省輸出通関統計、今年1月より集計方法が変わり、今までHSコー
ド「7404.00」1種類でまとめられていたものが、その後に010、020、
030の枝番号がつけられ、詳細が分けられることになりました。
※これまでただの「銅くず」1種類であったものが、①銅線(ピカ線)、
②合金(真鍮)、③その他の3種類に分かれ、より詳細がわかること
になった分けです。
※枝番号がつけられて最初、1月の数字をみると、銅くず全体の量は
23,872トンで、そのうちの約27%ですから4分の1以上、約6,000トン
が、②に該当する真鍮でした。ほぼ全量が中国向けです。
※さて、日本国内ではここ数年、数十年、何もかも荷物が足りないと
いう話が出がちです。
※銅くずを、A銅とB真鍮に分けて考えた場合、A銅は、たしかに品薄
により、需要家である銅メーカーが必要な量を確保できないという場
面があります。一方で、B真鍮はどうでしょうか?というのが今回テー
マです。
※結論を言ってしまうと、真鍮のメーカー(≒ ニアリーイコール黄銅
棒メーカー)は、原料が足りています。各商社・各問屋レベルでは、
以前より取扱量が減っているケースはあるでしょうが、需要家の立場
では、おそらくリターン材で多くの減量を賄えていて、それほど原料
集めに苦労されているとは思いません(私見)。
※それもそのはずで、黄銅棒の生産量は30年前に比べて減少していま
す。小生の記憶に頼ると、(小生が駆け出し商社マンであった)1990
年代後半は、毎月の生産量が28,000トン程度であったものが、現在は、
18,000トンくらいのはずです。
※日本国として、毎月10,000トンも生産量が落ちればそりゃ減量は余
るわけで、真鍮は日本として「純然たる余剰状態」にあるわけです。
※銅くずとして一色単であったので、なかなか炙り出されていなかっ
た真鍮の輸出数量ですが、統計数字がはっきりしました。A銅とは事
情が異なり、B真鍮に限って言えば、中国がお隣にあって、荷物を買っ
てくれていてよかった、余剰分を吸収してくれている面があります。
という話でした。
以上