お客様各位
【3月23日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=108円80銭【07:28現在】
※N.Y.ダウ:32731(+103)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9097.5(+61.5)
②午後売: 9093.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.149(+0.0255)
④金:1737.8(-3.6)
※WTI原油先物
⑤原油:61.56(+0.14)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1040円
②ロンドン午後:1040円
③N.Y.:1040円
※ニューヨーク為替引値(円)
108.83-108.86
【3月22日:昨日の状況】
※国内銅建値1030円(3月22日より+10円)
《糞詰まり》
※今日もちょっとマニアックな話になります。
※現在、日本から輸出されている被覆線スクラップ
は、その多くがマレーシア向けとなっていることは、
皆さんご存知だと思います。
※ところが、マレーシアにて解体された後、
その銅(主には銅ナゲット)は、マレーシア国内で
消費仕切れず、多くは中国に輸出されています。
※それもそのはずで、中国が2018年末に7類
スクラップ(雑品・雑線)の輸入を止めたからと
いって、急遽そのスクラップが、中国の替わりに
マレーシアへ向けられても使い途がない。
※なにせ、日本からだけでも、毎月10,000トンもの
被覆線スクラップが入ってくる訳ですから、銅歩留り
が40%だとしたら、4,000トンもの銅原料が毎月
毎月出来上がるわけで、それを使う需要家
(メーカー)が、マレーシア国内にあるはずがない。
(“日本からだけでも”とは、アメリカ、ヨーロッパ、
韓国、台湾からも雑線・雑品はマレーシアに向けられ
ているということです)
※さて前提の話が長くなりましたが、マニアックなの
はここから。
※実は、ここ数ヶ月、マレーシアto中国の船が滞って
ます。
例の“コロナ禍→コンテナ取れない騒動”の一環なの
ですが、特に、マレーシア→中国の滞りが酷い。
※結果、中国→マレーシアへの送金が滞り、
マレーシア→日本への送金も滞ってます。
取引企業にも因りますが、金巡りが悪くなる要因と
なっている訳です。
おまけ: あ〜、宝くじで7億円とか当たってないかなあああああ。
※雑線(湘南ヤード持込):【3月22現在】
【1】ワイヤーハーネス:340円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):300円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):270円前後
【4】雑線B :180-210円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上