お客様各位
【3月31日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=132円65銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:32,859.03(+141.43)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9038.5(-13.5)
②午後売:8970.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.0905(+0.005)
④金:1980.3(+13.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:74.37(+1.4)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1250円
②ロンドン午後:1240円
③N.Y. : 1250円
※ニューヨーク為替引値(円)
132.65-132.66(0.19円高-0.22円高)
【3月30日:昨日の状況】
※国内銅建値1230円(3月28日より+10円)
《してはいけない》
※ある問屋さんA社は非鉄金属の老舗で、弊社は雑線を買
わせて頂き、コンテナ詰めしそのまま中国へと輸出してお
りました。だいぶ昔。
①小口仕入先→②A社→(コンテナ)→③弊社→④輸出
※ところが15年くらい前でしょうか?近所に中国系のヤー
ド(C社)が出来て、A社はそこと取引をするようになっ
た。
当初C社は、非鉄金属スクラップのことを全く知らない素
人で、大先輩A社に色々教わっていた。
国内向けの銅、アルミなどは、A社に持ってきてくれるの
で、A社にとってC社は良い仕入先であった。
※その後C社は実力をつけ、雑線に関しては自分で中国に
輸出ができるようになり、A社は逆にC社に荷物を持って
行くようになった。
(残念ながら、弊社は荷物を頂けなくなった。)
※実はA社、荷物を溜め資金が眠ることに嫌気(a)、かつ、
コンテナ作業が面倒で、C社に大型平ボディで運ぶ方が楽
であった為(b)、弊社にでなくC社に売るようになった。
①小口仕入先→②A社→(大型/平)→③C社→④輸出
※さて“してはいけない”とはなんのことか?!
このA社が”近所の”C社に、荷物を持ち込む行為です。
※何故なら、名前の入ったA社のトラックが、C社で雑線
を降ろすのを、A社の小口仕入先が目撃するようになる。
当然、小口仕入先は、A社よりC社の方が買値が高いと気
づき、荷物がA社でなくC社に集まるようになってしまっ
たからです。
※今週久々にその地域を訪れた為、A社とC社の噂を聞き
ました。
C社は大規模な新工場を数億円で購入するほど大きくなり、
一方、A社は昔のまま。
※もちろんA社が昔のままでもいいのですが、もう少しや
りようがあったのではないか?
※よしんば国内仲間売りするにしても、近所に降ろすので
はなく遠くに運ぶとか、せめて目撃されないよう名前を隠
すべきであったと思うわけです。
※15年のときを経てA社とC社の立場は逆転してしまいま
した。
※雑線(ヤード持込):【3月30日現在】
【1】ワイヤーハーネス:440円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):410円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):355円前後
【4】雑線B :250-280円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位】
以上