お客様各位
【3月8日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=137円16銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ:32,856.46(-574.98)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8824.0(+5)
②午後売:8752.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:3.9865(-0.114)
④金:1813.9(-34)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:77.58(-2.88)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1260円
②ロンドン午後:1250円
③N.Y. : 1250円
※ニューヨーク為替引値(円)
137.14-137.17(1.23円安-1.22円安)
【3月7日:昨日の状況】
※国内銅建値1260円(3月6日より-20円)
《現地現認》
※金属スクラップの商売をしていると必ず起きるのがクレー
ムで、“品物のSPEC(規格)が適当であること”がその原因で
す。
※例えばミックスメタルと呼ばれるシュレッダーで破砕され
た品物(例:ZORBA やZURIC)は、一見すると均質に見え
るので、毎回、同じ品質であると思いこみがちです。
※ところが実際にはその品質は毎回異なるわけで、異なるの
に同じ名前で呼んでいるわけです。
※世の中に様々なビジネスがあるなかで、これほどいい加減
なSPEC(規格)を使用するビジネスがあるでしょうか?
※さて前回の荷物に含まれる銅が30%、今回の荷物に含まれ
る銅が20%だった場合、そのミックスメタルの単価は理論上
100円/KGは差が出ることになります(銅が約1,000円/KGな
ので)。
※トン当たり100,000円ですから、大型1台12トンの荷物に
したら120万円の差となります。
※売る側も買う側も、それだけのリスクがあると承知してい
れば、必ず現物を見ようと思うはずです。
※クレームは大抵、その「現物を見る」という基本中の基本
の作業を怠ったときに起きます。
「現地現認」は、クレームを起こさない為に最も重要で、基
本中の基本、いろはのい、一丁目一番地です。
※雑線(ヤード持込):【3月7日現在】
【1】ワイヤーハーネス:450円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):420円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):365円前後
【4】雑線B :260-290円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上