お客様各位
【3月31日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=121円87銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ: 35,228(-65)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 10390.5(+40.5)
②午後売: 10352.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.7395(+0.019)
④金: 1933.5(+21.3)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:107.82(+3.58)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1320円
②ロンドン午後:1310円
③N.Y. : 1320円
※ニューヨーク為替引値(円)
121.8-121.83(1.04円高-1.04円高)
【3月30日:昨日の状況】
※国内銅建値1330円(3月29日より+20円)
《 2月:輸出通関統計 銅・真鍮》
※月一恒例、㈱日刊市況通信社さんから提供頂く、財
務省の輸出通関統計「2月」です。
日本から輸出される銅・真鍮系スクラップの統計数量
です。
【1】ポイント
※①中国向け17,691トンは春節休暇を考えると比較的
順調な数量。昨年2月=前年同月が13,510トンであった
ことを考えると安定的な数量と言えます。
ライセンス撤廃し制度が出来上がっていることから、
日本側・中国側に通関上の障害はなく、このまま15,000
~20,000トンで継続していくように予想されます。
※②マレーシア向けの雑品・雑線は1月の2,779トンから
3,396トンと微増しているものの、昨年1月~6月に、毎
月8,000トン~15,000トン輸出されていたことを考える
と低位安定。
※③マレーシア向けの減少は、1マレーシア側の通関
事情と、2日本側の通関事情と両方が要因と思われま
す。
【2】合計数量
日本→海外への輸出量総合計、2月は25,049トンで
した。
1月は18,339トンでしたので前月比プラス6,710トン。
※ 過去の記録は以下
21年/1月 31,577トン
21年/2月 30,410トン
21年/3月 58,395トン
21年/4月 45,820トン
21年/5月 36,950トン
21年/6月 38,379トン
21年/7月 23,824トン
21年/8月 21,238トン
21年/9月 27,460トン
21年/10月 31,096トン
21年/11月 28,472トン
21年/12月 29,265トン
22年/1月 18,339トン
22年/2月 25,049トン
【3】国別数量上位国。( )は前月比です。
(注:中国は7類=雑品・雑線は輸入禁止。付き物の
ないクリーンな物のみの統計)
1位/中国:17,691(+5,245)
2位/マレーシア:3,396(+617)
3位/韓国:1,438(+746)
4位/タイ:1,367(+620)
5位/香港:585(△276)
★6位/シンガポール:465(△52)
★シンガポール向け輸出は1月から急に増え、2月も継続
されています。
以上
※雑線(ヤード持込):【3月30日現在】
【1】ワイヤーハーネス:470円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):435円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):390円前後
【4】雑線B :300-330円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】