《銅スクラップ4−6月長契》
【4月10日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=151円76銭【08:25現在】
※N.Y.ダウ:38,883.67(-9.13)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9295.5(-5.5)
②午後売:—
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.286(+0.009)
④金:2343.5(+11.8)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤85.23(-1.2)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1460円
②ロンドン午後:—
③N.Y. : 1480円
※ニューヨーク為替引値(円)
151.77-151.8(0.02円高-0.02円高)
【4月9日:昨日の状況】
※国内銅建値1450円 (4月5日より+50円)
《銅スクラップ4−6月長契》
銅スクラップ4−6月長契
一部で価格改善提示
原料問屋や商社が伸銅や電線、製錬、銅箔メーカーと結ぶ銅
スクラップの長期納入契約で、4−6月期は複数の伸銅、製錬
メーカーに価格条件引き上げの動きが見られた。市中でのス
クラップ需給の逼迫が著しく、原料調達が難しくなっている
ことが要因とみられる。
一方で契約数量については、原料在庫消化の進展などを受け、
一部伸銅や製錬メーカーが数量増を打診。しかし、原料問屋
サイドには集荷環境の厳しさや契約条件の改善が限定的だっ
たことで慎重姿勢が目立ち、契約量は1−3月比でおおむね横
ばいか微かな増減となる見通しだ。
《4月1日 日刊産業新聞》
※小生がくだらないエイプリールフールコラムを書いていた
4月1日に、産業新聞社さんが大事なことを記事にされていま
した。
※すでに去年から中国向け銅スクラップ流出の流れもあり、
日本全国で原料問屋方々は荷物の集荷に苦労されております。
遅ればせながら、国内の需要家方々がそれに対応頂いたとい
うことでしょうか?
※但し、漏れ伝わってくる情報では需要家サイドの「価格の
上げ幅が限定的」だったり「小出し」だったりで、なかなか
大胆な価格改定にはならなかったようです。原料を使う側の
メーカーにしてみれば、原料の買値アップはそのまま収益を
圧迫するので(製品にそのまま価格転嫁できないので)、上
げ渋る気持ちも分かりますが・・・。
おまけ
5月決算が近づき期末賞与やら、来期の昇給などを考え始め
ました。他人には「物価上昇分賃上げせよ!」と主張してき
ましたが、いざ自分が支払うタイミングになると若干尻込み
するものです。賞与こそ業績により上げ下げ出来ますが、給
与は一度上げると、なかなか下げることが出来ないからです。
(スタッフの皆さん、過剰に期待しないで!笑)
原料購入価格改定を小出しにするメーカーのことを批判出来
ない。
※雑線(ヤード持込):【4月9日現在】
【1】ワイヤーハーネス:560円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):540円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):470円前後
【4】雑線B :360-390円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上