お客様各位
【4月13日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=109円37銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ:33745(-55)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 8901(-92)
②午後売: 8872.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.03(-0.0205)
④金:1731.2(-12.1)
※WTI原油先物
⑤原油:59.7(+0.38)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1020円
②ロンドン午後:1020円
③N.Y.:1020円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.37-109.4
【4月12日:昨日の状況】
※国内銅建値1030円(4月12日より-10円)
《最近のマレーシア客先事情》
※6月に組合の講演で、中国向けやマレーシア向けの
銅系くず事情を話すことになっており、少々、
ネタバレになりますが、最近の客先=ナゲット加工
業者の状況を報告しておきます。
※ご存知の通り、被覆線スクラップ(海外では
insulated copper wire と言われ頭文字を取ってICW
と言います)は、日本からだけで、10,000トン/月
以上がマレーシアに輸出されてます。
※日本の輸出統計を見ると、輸出先としては、韓国、
タイ、香港もありますが、それぞれ1,000トン
〜2,000トン/月程度なので、マレーシア向けが、
輸出先として圧倒的に量が多い。
※そのマレーシア、日本で言う緊急事態宣言(MCO
=movement control order)が、発令されていた
ときに比べて、現在、活動はしやすく弊社客先工場
は、24時間体制で雑線加工をしているそうです。
※では、絶好調であるか?というと、そうでもない。
※中国が雑品・雑線の輸入を止めて以降、ここ2年超
の間、大量に流れ込んで来ている雑品、雑線取引は、
既に「誰でも出来る取引」になりました。
※その結果、価格競争が激しくなり、客先は
「あまり儲からない(=仕入値が高い)」と、以前に
比べて嘆くことが多くなりました。
※中国でナゲット加工が出来ず、マレーシアに進出
した中国系、台湾系業者の一部は、撤退したり、
中国広東省に帰って行く動きもあります。
おまけ:
松山英樹くん、マスターズ優勝おめでとう!
おじさんは、朝の8時から涙を流して見ていました
(←キモイ)。
※雑線(湘南ヤード持込):【4月12日現在】
【1】ワイヤーハーネス:350円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):310円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):280円前後
【4】雑線B :190-220円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上