4月14日 相場情報

《銀行の見方》

【4月14日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=143円67銭【08:30現在】

※N.Y.ダウ:40,212.71(+619.05)

【4月12日:先週末の状況】

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売: 9180.0(+202)
 ②午後売:ー

※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅:4.5075(+0.1865)
 ④金:3222.2(+67)

※WTI 原油先物($/bbl)
 ⑤ 61.5(+1.43)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1370円
 ②ロンドン午後:ー
 ③N.Y. :1480円

※ニューヨーク為替引値(円)
143.51-143.54(0.94円高-0.92円高)

【4月13日:昨日の状況】
※国内銅建値1360円(4月10日より+60円)

《銀行の見方》

※数多くの銀行と付き合っていると、過去に付き合っていたが、
今は付き合っていない、もしくは取引が少なくなっている銀行
があります。
※銀行側も商売なので、取引がなかったり、少なかったりする
と、「何か取引をできないか?」と、銀行側から取引を促すア
ピールしてくることがあります。


※この相場高で資金を必要としている立場としては、それは歓
迎なのですが、当然、金を借りる弊社が、その信用に耐え得る
か?を聞いてきます。特に①お金を貸すことに慎重な審査部は、
②お金を貸して営業成績を上げたい営業部より更に厳しく「こ
の会社に金を貸しても大丈夫か?」という見方をしてきます
(営業部経由で言ってくる)。


※その際に、必ず問題になるのが、相場下落のリスクです。
※例えば、今回のトランプ相互関税ショックに伴う、銅相場の
下落を考えてみると、建値が1,500円であったものが、僅か数
日の間に1,300円に下落した。
※仮に、この後、建値が1,200円まで下がったら20%の下落な
ので、「あなたの会社が持っている在庫の価値はは20%下がる
のか?」という点です。
※1億円の在庫があり、20%下がれば2,000万円の含み損となり、
そのリスクをどのように回避(リスクヘッジ)するのか?との
質問をしてきます。


※銀行側の指摘は正しく、急激に相場が20%下がれば、荷物を
売り逃げることは不可能で、瞬間的には20%の含み損となりま
す。
※完全にリスク回避する方法はなく、対処方法は、時間をかけ
て①在庫の平均単価を下げる、②相場が上がってから売却する、
しか方法はありません。
※あとは、どれくらいの期間でそれを行うか?だけです。時間
をかけて、解決するとしか言いようがない。


おまけのおまけ
ローリー・マキロイ、グランドスラム達成おめでとう!

以上