お客様各位
【4月28日:今朝の状況】
★お知らせ:
※為替(ドル/円):1ドル=108円72銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:33,984(+4)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9898.5(+140.5)
②午後売: 9869.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.743(+0.295)
④金:1778(-1.2)
※WTI原油先物
⑤原油:62.94(+1.03)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1130円
②ロンドン午後:1120円
③N.Y.:1190円
※ニューヨーク為替引値(円)
108.68-108.71
【4月27日:昨日の状況】
※国内銅建値1080円(4月26日より+30円)
《マーフィーの法則》
※マーフィーの法則にありそうですが「損切りすると相場が
上がる(or下がる)」
※金属スクラップの商売では、買い見越しと売り見越し、
二つの手法があります。
※買い見越しは、銅くずを1トン、3トン、500kgと仕入れ、
合計が10トンになったら、売り契約を決めて、出荷する
という手法。
※売り見越しは、10トンの銅くずの売り契約を先に決めて、
それからその価格に合わせて、1トン、5トン、3トン、、、
と仕入をしていく手法。
※弊社は基本買い見越し商売をしていて、荷物を買って
ヤードに溜めている間に相場下がり、売れなくなることが
あります。
※この売れない在庫を塩漬け在庫と言い、場合に因っては、
何ヶ月、何年と眠ったままとなります(その間資金も
眠る)。
※痺れを切らし仕入れ価格より高く売ることを諦め、赤字で
塩漬け在庫を売ると、その後相場が上がるという皮肉なこと
を、過去、何度も経験しています。
※さて、今回、逆のパターンが起こりました。
※輸入してくる荷物について、ある一点で先に売り契約を
決めました、売り見越しです。
※今年の年初、銅相場が過去最高値水準であった為、
「あとは下がるに違いない」と考え、仕入れ価格を決めて
ない状態で売り契約を決めました。
※ところが、予想に反して、銅相場が上がったので、売り
価格は決まっているのに、仕入れ価格はそれを上回り
ドンドン上がる一方。
※これ以上待っても損失が膨らむ一方なので、仕入れ価格を
決め、赤字を確定したわけです。
※買い見越しも、売り見越しも、確率は五分五分です。
どちらのリスクが高いということはありません。
また過去最高値だからその後“必ず”下がるということも、
過去最安値だからその後“必ず”上がるということも
ありません。
明日の価格は五分五分です。
※大きく負けた記憶は頭に残ります。 その経験を、その後
に活かすことが大事でしょう。
※雑線(湘南ヤード持込):【4月27日現在】
【1】ワイヤーハーネス:370円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):330円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):300円前後
【4】雑線B :205-235円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】
以上