お客様各位
【4月8日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル= 123円95銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 34583(+87)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 10292.0(-58.5)
②午後売: 10275.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.695(-0.0385)
④金: 1933.8(+15.4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:96.03(-0.2)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1330円
②ロンドン午後:1320円
③N.Y. :1330 円
※ニューヨーク為替引値(円)
123.92-123.95(0.13円安-0.13円安)
【4月7日:昨日の状況】
※国内銅建値1340円( 4月6日より+30円)
《銅建値と価格》
※昨年一度ちょっとした事故で1,340円/kgを付けた
JX金属発表の国内銅建値、4月6日ついにその水準に
まで戻し、過去最高値タイを記録しました。
すっかりこの建値水準にも慣れてきました(異常事
態だとは思ってますが)。
※さて、非鉄金属スクラップの仕事をしていると、
値決めの際にこの銅建値に振り回されることが多々
あります。 過去にも同様のコラムを書いているの
で、ネタ被りになり申し訳ありませんが、今日も建
値を使った値決め方法の愚痴です。
※例えば4月1日:建値1,310円のときに400円と提示
した雑線、4月6日:建値1,340円になったから+30
円分の値段を上げてくださいと言う人が、値決めに
おける「困ったチャン」のランキング1位です。
※つまり、銅歩留り100%が+30円になったのだから
銅歩留り40%の雑線、
30円 X 40% = 12円
400円 +12円 = 412円
412円にすべきだという論理。
(一体、今まで何度この話を聞いたことか・・・)
※そもそも輸出される雑線も、ナゲット加工した後
の銅も、必ずしも銅建値をベースに取引をしていな
いので、そもそも議論が噛み合いません。
※上げ下げの参考に銅建値を利用することは理解出
来ますが、上述のような厳密な価格交渉には使えな
いと考えます。
おまけ:ちなみにそういう方に限り、建値が30円下
がったから、雑線の買値を12円下げていいですか?
と言うと「いや〜、△X○□X☆」と言ったりして。
こういう交渉?というかナンクセを付け合うのは、
全く時間の無駄だと思うのは、気の短い江戸っ子だ
けでしょうか?
※雑線(ヤード持込):【4月7日現在】
【1】ワイヤーハーネス:480円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):450円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):400円前後
【4】雑線B :310-340円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上