《投げ売り》
【4月9日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=145円98銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:37,645.59(-320.01)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 8760.0(-65)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.1275(-0.0415)
④金:2968.4(+17.1)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 59.58(-1.12)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1330円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1380円
※ニューヨーク為替引値(円)
146.28-146.31(1.56円高-1.54円高)
【4月8日:昨日の状況】
※国内銅建値1300円(4月7日より-110円)
《投げ売り》
※昨年8月、日本の株式市場が大幅下落した際(参照:2024年8月、
アメリカ合衆国労働省の雇用率の大幅な低下を示す雇用統計を受
けて金融市場は下落。日本の株式市場も大幅に下落した)、含み
損に耐えられず、手持ちの株を売却した友人がいます。
※こうした暴落時に、投げ売りをせざるを得ないか?は、手持ち
の株以外に、どれくらい資金があるかがポイントになります。
※もし金属スクラップ業を生業としていない人が、電気銅1トン
を個人で150万円出し購入、資産としているならば、仮に相場が
暴落し130万円に迄下落しても、再び、銅建値が150万円になるま
で、それを売らなければいいです。損失は出ません。
※もちろん、それが来月になるか、来年になるか、はたまた10年
後になるかは分かりません。いずれにしろそれまで売らなければ、
マイナスにはならない。
※その電気銅1トンを現金化して、何か他に使わなければならな
いことがあるのなら、そこが問題どす、売らなければならないと
いう時点で、投資は失敗であるわけです。
※今回、銅相場が下落し、狼狽し投げ売りする人も同じで、それ
を売らないと資金が手詰まり、次の商売が出来ない状態になると
思えば、手持ちの銅スクラップを、損切りだとわかっていても投
げ売りするしかありません。
※金属スクラップを生業としている方は、次に買い付ける資金が
ない!とは言えない(それでは客が離れる)ので、時には損切り
して現金化を余儀なくされるやもしれません。
おまけ
昨日、4月8日の日経平均株価は大幅に反発しました。あれだけ下
がれば、そりゃどこかで反発します。お客様より「下がったら買
いだ!と言っていた、おまえが買い支えたのか!?」と言われま
したが、そんな力(資金)は、当然ありません。冗談でも、言っ
て頂き嬉しく思います。
以上