4月6日 相場情報

 

お客様各位

【4月6日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=131円20銭【‪‪07:30現在】
※N.Y.ダウ: 33,482.72(+80.34)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売 : 8780.0(-150)
 ②午後売 : 8737.5

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅 : 3.998(+0.0145)
 ④金 : 2020.9(-1.3)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油:80.61(-0.1)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1200円
 ②ロンドン午後:1200円
 ③N.Y. : 1210円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
 131.31-131.33(0.38円高-0.39円高)

【4月5日:昨日の状況】

※国内銅建値1200円(4月5日より-50円)

《相場》

※下がりましたね。

※銅スクラップを扱う者として、
銅建値1,250円/kg→1,200円/kgの下げは結構な下げです。
※昨日、業界のゴルフコンペに参加、たまたま一緒に回
った問屋社長様が、プレー中に聞いた銅建値下げ情報に、
「トン当たり5万円下げたということは、2,500万円が一
瞬でなくなった計算だぁ」と仰ってました。

※逆算すれば分かるのですが、仮に500トンの銅スクラ
ップ在庫があれば、50,000円X500トン=2,500万円とな
り、仰る通り2,500の含み損です。
※ガハハと笑って仰っていましたが、軽く家一軒くらい
の価値が吹っ飛んだ計算です。
※なんともヤクザな仕事です。

※よく銀行員から「社長はどのように相場のヘッジをさ
れているのですか?」と聞かれますが、何ともアホな質
問です。
※例えば原料として銅100キロを使い1,000個の鍋を3ヶ
月間で作るとします。
4月1日に買った銅100キロは、6月30日に鍋として同時
に1,000個売れるので、この間の相場ヘッジは可能です。
4月1日に銅原料を仕入れた際、同時に先物市場で銅を
売ればいい。

※同じ理屈で、上述登場された銅スクラップ問屋の社長
様は、足下で出荷する銅スクラップの売値をベースに、
仕入れ価格を決めるので、売りに該当する仕入ロットに
ついては相場ヘッジが出来ます。

※では売れる以上のロットの売り込みがあった場合に、
仕入れを断わることが出来るでしょうか?(ましてこの
品薄の世の中で)
答えは“否(いな)!”
※売り契約からはみ出た分のロットは、相場ヘッジを出
来ないまま荷物を持つことになります。この相場の上げ
下げリスクを個人で責任を取るのが仕事なのです。
※全ロット、相場ヘッジを出来ると考える銀行員の質問
がアホな理由です。

※つまり弊社に金を貸して頂いてる銀行様は、何億円も
小生の博打に付き合って頂いていることになります。
誠にありがとうございます。
昨日、家一軒ほどすっちゃいました。

※雑線(ヤード持込):【4月5日現在】

【1】ワイヤーハーネス:440円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):410円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):355円前後
【4】雑線B :250-280円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位】

以上