お客様各位
【5月18日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=109円20銭【07:10現在】
※N.Y.ダウ:34,327(-54)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 10257(+45)
②午後売: 10279.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.7215(+0.0575)
④金:1867.5(+29.6)
※WTI原油先物
⑤原油:66.27(+0.9)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1170円
②ロンドン午後:1170円
③N.Y.:1190円
※ニューヨーク為替引値(円)
109.19-109.22
【5月17日:昨日の状況】
※国内銅建値1170円(5月17日より-20円)
《相場が下落したら》
※銅相場が高いです。いつかどこかで相場が下がることは
間違いないわけで、昨日、商社の方に『リスクをヘッジ
出来ない荷物は、銅相場が下がったとき、どうする
んだ?と聞かれました。』
※(相場リスクを全く取らない)商社の方らしい質問
ですね。
※確かに、弊社の商売は、基本的に買いから入る為、
荷物を100%ヘッジすることは出来きず、銅相場が下がる
と相場損失(含み損)が発生します。
予防策として、出来ることはいくつかあります。
① 買いの契約と同時に売り契約を決める。
② なるべく早く売る(=売れてない在庫をなるべく
持たない)
③ 売れるロットに満たない小ロットは、なるべく安く
買う(=利幅を見る)。
※そうして警戒をしていても、相場が急落して、損失を
被る可能性はあります。
※その場合出来ることは、
①資金力に応じて損切りする。
②資金力に応じて塩漬け在庫とする(相場が上がるまで
売らない)。
※つまり相場下落=全損失というわけではないのです。
※実は、かつて日本の大手商社も、みな相場リスクを
取る商売をしておりました。恐らく、30年前くらいまで
は、どこの会社も一般的に、買いから入り自社のリスク
で荷物を持つことをしていた(スクラップだけでなく、
電気銅も)。
※ところが、その後、相場リスクを取ったが故の トラブルが続出し、相場リスク=悪となり、こうした商売
から、皆撤退した歴史があります。
※雑線(湘南ヤード持込):【5月17日現在】
【1】ワイヤーハーネス:440円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):400円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):370円前後
【4】雑線B :270-300円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています】