お客様各位
【5月12日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=134円53銭【07:10現在】
※N.Y.ダウ: 33309.51(-221.81)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 8267.0(-202)
②午後売 : 8144.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : 3.6975(-0.1305)
④金 : 2014.7(-15.8)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油 : 70.87(-1.69)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1160円
②ロンドン午後:1140円
③N.Y. : 1140円
※ニューヨーク為替引値(円)
134.54-134.57(0.2円安-0.2円安)
【5月11日:昨日の状況】
※国内銅建値1180円(5月11日より-30円)
《visit江西省②》
※日本では電線の基となる粗引銅線を作る場合、電気銅
を主原料とするはずですが、中国では、スクラップ銅
100%を原料として溶解、その溶湯(お湯)から粗引銅
線を作っています。
写真添付。
(粗引銅線の説明については沼津溶銅のHPを拝借させて
頂きます。製造工程|沼津熔銅株式会社 (numazu-yodo.com))
※熔解可能数量は一日300トンで、30日で9000t/月、
108,000t/年生産出来る計算。
但し、【重要】原料が足りておらず、そこまでは製造で
きないとのことで、実際の原料購入量から推測すると
5,000t/月、年間60,000t/年という規模でしょう。
※だから原料が欲しい。だから原料を輸入したい。
※原料購入の国内外比率は、7:3か6:4で、国内の原料
が多いです。
※輸入できる銅原料は一度溶解されたインゴットや、ピ
カ線、一号銅・二号銅だけで、世界中から購入している。
※面白いのは国内原料で、その殆どが電線屑です。
電線屑の状態で仕入れた原料を同社工場内でナゲット加
工し原料としている。
※仮に1ヶ月間に3,500トンの銅量を雑線由来で確保しよ
うとすると、歩留まり45%で計算して7,777トンになり
ます(3500÷0.45=7,777・・・・)。
※「月間7,000トンの電線屑を加工できるわけねーだろ
っ!」と思われた方、
ブッブー!
やってます。(見た感じ)
※同社には湿式ナゲットライン=
(破砕機+選別テーブル)が、60セットはあり動いてい
て、まだ増やそうとしている。最終的に80セットにする
ようで、その光景は壮観でした。
(つづく)
おまけ:どこの客先も3年以上ぶりの訪問、3年以上ぶり
の再会なので、歓待して頂いてます。
連日連夜の宴会に血中白酒度が上がってきた気がする。
※雑線(ヤード持込):【5月11日現在】
【1】ワイヤーハーネス:420円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):400円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-270円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位】
以上
【添付ファイル】