5月20日 相場情報

 

お客様各位

【5月20日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=137円97銭【‪‪08:31現在】
※N.Y.ダウ: 33426.63(-109.28)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売 : 8222.0(+50.5)
 ②午後売 : 8201.5

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅 : 3.7225(+0.041)
 ④金 : 1978.7(+22.2)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油 : 71.55(-0.31)

※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
 ①ロンドン午前:1180円
 ②ロンドン午後:1180円
 ③N.Y. : 1180円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
 137.95-137.98(0.76円高-0.76円高)

【5月19日:昨日の状況】

※国内銅建値1180円(5月19日より+10円)

《中国まとめ②製品消費地としての中国》

※製造メーカーの立場に立つと、経済規模世界第2位のマーケッ
トである中国は、製造した製品の消費地として重要。
実は、中国が日本のお隣でよかった。
※例えば電気銅でも、銅菅でも、黄銅棒でも、製造メーカーはそ
の売り先がなければならない。
昨日の金属スクラップ原料話同様に、日本国内で売り切れない物
を売る先があることは、ありがたい。

※非鉄金属製品は(スクラップもだが)、圧倒的にインフラ関係
の需要が大きい為、インフラを作っている国に物を売りたい、そ
の意味でも中国は重要。
※仮に経済規模世界第1位のアメリカマーケットが日本のお隣に
あっても、先進国だからそれほどの新規インフラ需要がないかも
いれない。
そういう意味では、日本メーカーにとって、中国の経済発展が他
国に比べ ”遅くてよかった”

※これは鉄・非鉄金属メーカーに限った話ではありません。
日本の製造メーカー全般の話。
例えば、あなたがトヨタに勤めているとして、今後、あなたの会
社の製品である自動車を大量に買ってくれるのは間違いなく中国
で、大事なお客様です。
(参考:新車販売台数を末尾に添付。世界のマーケット規模を確
認下さい。)。
※日本の製造メーカーが製品を販売し、利益を上げる為には、中
国の消費を無視することは出来ない。

※ここからは、日本メーカーに対する個人的希望。
空想。絵空事。
※小生は、是非とも日本メーカーに業種毎の連合を組んでもらい
(この際、独占禁止法を適応させないで各業種一社にしてもらい)、
例えばオールジャパン伸銅とか、オールジャパン製錬とか、にメ
ーカーを統合して、中国メーカーに対抗して頂きたいです。
※経済発展半ばのインドマーケットを今のうちに抑え、ヨーロッ
パ、アメリカの同業メーカーを次々に買収して、世界的超巨大メ
ーカーを作り上げれば、中国メーカー恐るに足らず!です。
※技術はあるのだから、後は大量に資金を注ぎ込みマーケットを
抑えるだけ! 簡単、簡単。

※と、書いている途中から気付いたのですが、サラリーマン社長
ばかりの日本の上場企業各社がそんな無茶な作戦取らないわなぁ
、、、と。
むしろ、そうして来なかったから、今の状態なわけですね。
やはり空想でした。絵空事。

※2021年の自動車新車販売台数の上位10カ国の比較
1:中国    2,843万台
2:アメリカ  1,570万台
3:日本                    450万台
4:ドイツ               262万台
5:イギリス          190万台
6:インド               174万台
7:フランス          146万台
8:イタリア           107万台
9:ブラジル              90万台
10:カナダ              75万台
〈出典〉OICA

※雑線(ヤード持込):【5月19日現在】

【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位】

以上