お客様各位
【5月24日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=138円57銭【07:14現在】
※N.Y.ダウ: 33055.51(-231.07)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 7961.0(-133)
②午後売 : 7999.0
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅 : -
④金 : -
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油 : 72.91(+0.92)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1150円
②ロンドン午後:1160円
③N.Y. : -
※ニューヨーク為替引値(円)
138.58-138.61(0.02円高-0)
【5月23日:昨日の状況】
※国内銅建値1180円(5月19日より+10円)
《中国まとめ④The人海戦術》
※今回、自動車の中国国内リサイクルを見て思ったこと
は、結局中国は「①今だに人件費が安いことと、②【重
要】労働集約型産業に従事したい、“人が沢山いる”こと。」
です。
これぞ人海戦術。
※BEFOREコロナに比べ、AFTERコロナの中国では、現
場にユンボやフォーク、さらにはミックスメタルのX線
選別機など機械は増えましたが、手作業による細かい解
体・選別は顕在です。
当然日本より、マレーシア・タイより、細かいところま
で手作業による解体・選別をしている。
※中国は雑品雑線を輸入しなくなったので、日本を含め
全世界の金属スクラップ解体・選別業者は、「世界最強
の人海戦術」と戦う必要がないので、むしろ幸せです。
何故なら競争しても絶対勝てないから。
(2018年末まで、雑品雑線が日本から輸出されていたの
は、中国での手作業解体・選別+ゴミ代安+人口=最強
だったから、に、ほかならない。)
※現在、中国国内では現場に多少の重機は増えたものの、
手作業解体・選別を昔通りしている上、更に、国内業者
同士で熾烈な競争をし、荷物を取り合っています。
※これは流石に捨てるだろ!というものまで、下請け会
社が買いに来て価値をつけ、プラス単価で売れている様
子は信じられません。
※今回のツアーで一番驚いたのは、自動車解体工場の現
場、敷鉄板の上にバラまかれていた、おがくず(油を吸
ったもの)迄が売れるということでした。
(添付写真:5枚目)
結局、輸送コストや人件費が安いこともあり、これを電
力会社に運べば燃料として、まだ売ることが出来るのだ
そうです。
※日本ではシュレッターダストとして捨てられるような、
自動車のシートやプラスチック(添付写真:1〜4枚目)
までも有価で売られています。
これも・あれも・それも売れるので捨てるものが本当に
ない。
※労働者の人数とコストさえ許せば、手作業による解体・
選別が、結局最強だと改めて思いました。
(中国まとめ おわり)
※雑線(ヤード持込):【5月23日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位】
【添付ファイル】