お客様各位
【6月18日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=110円24銭【07:14現在】
※N.Y.ダウ:33,823(-210)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9427.5(-80.5)
②午後売: 9347.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.1845(-0.208)
④金:1773.8(-85.7)
※WTI原油先物
⑤原油:71.04(-1.11)
※本日時点予想計算値:国内铜建値
①ロンドン午前:1090円
②ロンドン午後:1080円
③N.Y.:1070円
※ニューヨーク為替引値(円)
110.2-110.23(0.49円高-0.48円高)
【6月17日:昨日の状況】
※国内銅建値1100円(6月16日より-30円)
《規模感》
※先日、中国備蓄局が銅を放出すると銅相場が下がる
という話を書きましたところ、読者の方から関連記事の
提供がありました。 ありがとうございます、添付して
おきます。
(なにかハガキを読むラジオのDJ気分です。)
※この手の記事で確認すべきは、放出する量と全体の量
ですが、今回の記事からだと、それは分かりません。
例えば、全世界の銅地金の総量を1,000として、今回中国
が放出する量が5とか10とかが分からないと、その
影響力は分からない。(恐らく中国放出量は極めて
僅か)
※かつて、日米両政府が共同で為替介入を行ったことが
ありました。
二大経済大国が協調して、ドル買いとか円買いを行え
ば、為替を一方向に誘導できるという発想です。
※小生、これには全く懐疑的で、為替介入したところ
で、はっきり言って大海の一滴、全世界のドル円の量
から見れば、政府が使える為替量なぞ、はなくそみたい
なものだと思っています。
※実は、財務省でミスター円と呼ばれ、為替介入を指揮
していた榊原英資氏が、どこかで、為替介入は雰囲気
(心理)を変える為で、実質的な影響力は小さいと発言
されてました。
※今回の中国も、為替介入と似た話で、マーケット
プレイヤーの雰囲気(心理)には、僅かに影響はある
かもしれませんが、中国政府が右を向けたい→市場が
右を向くというようなことはないと思うのです。
※陰謀論が好きな人は、一部の人が、一国の政府が、
大衆の知らないところでマーケットを動かせると主張
しますが、その一部と言われる人が持つ量と全体の量と
を、見誤っていると思います。
※つまり、現在の銅や為替市場で、それほど大きい割合
を一部の人が持つことは出来ません。
※マーケットが小さく情報が遅い江戸時代なら、豪商が
米を買い占め、日本国内の米価格を吊り上げることは
出来たかもしれませんがね。
https://jp.reuters.com/article/china-metals-reserves-idJPL3N2NY1AF
※雑線(湘南ヤード持込):【6月17日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):370円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :240-260円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています
以上