お客様各位
【6月25日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):ドル=135円22銭【07:33現在】
※N.Y.ダウ: 31,500.68(+823.32)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 8280.5(-297.5)
②午後売: 8238.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 3.76(+0.0015)
④金: 1826.5(+0.8)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:107.62(+3.35)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1170円
②ロンドン午後:1160円
③N.Y. : 1170円
※ニューヨーク為替引値(円)
135.17-135.2(0.24円安-0.24円安)
【6月24日:昨日の状況】
※国内銅建値1,180円(6月24日より-90円)
《続・インボイス制度》
※金属スクラップ取引の場面で、実際に起こり得るケー
スを想定してみましょう。
※ポイントは、税務署が「インボイス=適格請求書」と
し事業者番号の記入されていない請求書を仕入控除のエ
ビデンスとして認めないこと。
※つまり架空の会社を仕入先名としてでっちあげ、経理
処理する「裏取引」が不可能になります。
※仕入先(電気工事屋)→A社(問屋)→売り先(メー
カー)という流れを考えてみます。
〈昨日のコラム参照〉
(方式①/正常取引)
問屋であるA社は、仕入先である電気工事屋に100,000円
+10,000円を払う。
A社は売り先であるメーカーに、売上300,000円+30,000
円を貰う。
A社の利益は、表面上は330,000円となる(実際には、
裏で100,000円を仕入先に払っているので230,000円)。
※①②それぞれの方式で、法人にかかる税金を40%と
すると
方式①(表取引):利益200,000 Ⅹ40%
→国に払う法人税80,000円
方式②(裏取引):利益330,000 Ⅹ40%
→国に払う法人税132,000円
当たり前ですが、裏取引である仕入100,000円を隠し
ているので、方式②だと利益が増え、支払う法人税が
52,000円増えます(130,000円X40%)。
※つまり方式②だと、A社は仕入先の脱税を手伝った
上、多くの税金(法人税)を、支払う羽目になり、全
く割に合わない。
最低でも法人税が52,000円増える分は安く仕入れない
と損をします。
100,000円△52,000円=48,000円・・・方式②の時の
仕入額
※A社にしてみれば、仕入先脱税の片棒を担ぐくらいな
ら、その仕入は要らないとして、取引が成立しない可
能性があります。
※国はこうした現金による裏取引を炙り出す為にも、
インボイス制度を導入したと考えられるわけです。
※雑線(ヤード持込):【6月24日現在】
【1】ワイヤーハーネス:420円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):340円前後
【4】雑線B :250-280円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上