《決算によせて》
【6月3日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=157円25銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:38,686.32(+574.84)
【6月1日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:9985.0(-31.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.61(-0.062)
④金:2322.9(-20)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤76.99(-0.92)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1620円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : 1650円
※ニューヨーク為替引値(円)
157.31-157.32(0.5円安-0.48円安)
【6月2日:昨日の状況】
※国内銅建値1690円 (5月29日より+30円)
《決算によせて》
※弊社は5月が決算期なので、先週5月31日(金)が第24期の最終日
でした。
※これから集計作業に入り、2か月以内ですから7月末までに税務署
に申告、必要に応じて納税をする運びとなります(つまり黒字を確
保しております)。
※非鉄金属でも特に銅系スクラップの扱い量が多い弊社は、この一
年の銅相場上昇が主な要因で、おそらく売上高は昨年より上がりま
す。
※しかしながら、中国系同業者の増殖や、行政の要請する環境コン
プライアンス厳格化など、事業を取り巻く環境は厳しさを増してお
り、うかうかしていられる状況には全くありません。
※もしこの一年の相場上昇がなければ、果たして、この5月期の黒
字確保ができていたかどうかも分かりません。
※それでも何とか1年の事業を、無事に締めることが出来たのは、
ひとえに国内外の取引先お客様と、関係会社(乙仲・運送・建築や
工事・分析など各業者様)、税理士や社会保険労務士の方々、何よ
り一生懸命働いてくれるスタッフのおかげです。この場を借りて感
謝申し上げます。いつも悪口を言っている金融機関にも、(お金を
貸してくれているので)少しだけ、感謝致します。
さて、話は変わりますが、最近、中国の取引先各社で事業継続が危
ういケースを見かけます。
(誤解のないよう)それぞれの会社、事業自体は順調過ぎるほど順
調で儲かっているのですが、ある会社は創業社長の後を受け継ぐ人
がいなかったり、またある会社は株主同士が利益の配分でもめてい
たりと、非常に残念なケースです。
※そうした会社を見ていて思うことは、「事業は大抵、短い期間で
あれば簡単に上手くが、長期継続が難しい」ということです。人よ
り努力したり、人より良いアイデアがあれば、3年や5年の間、ラー
メン屋でも、美容室や飲み屋でも、スクラップ屋でも、誰がどのよ
うにやっても事業は続くでしょう(ちなみに金属スクラップ業では、
独立して2.3年で消えていく人が多い)。
※問題は、10年、20年、と時間が経ち、当然でありますが周りの
環境が変化し、それでもその事業が継続できるか?です。正確に言
えば事業自体を、新たな環境に合わせられるか?が重要です。
※弊社は、来年5月31日で創業25周年(四半世紀)を迎えます。改
めて気を引き締めて事業を継続していきたいと考えております。
皆様、今後とも、ご許力頂きたいと思います。
※雑線(ヤード持込):【6月2日現在】
【1】ワイヤーハーネス:600円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):580円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):510円前後
【4】雑線B :390-420円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上