6月8日 相場情報

 

お客様各位

【6月8日:今朝の状況】

※為替(ドル/円)ドル=140円17銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 33665.02 (+91.74)

※銅LMEセツルメント($/t)
 ①午前売 : 8352.0(+41)
 ②午後売 : 8378.0

※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
 ③銅: 3.7545(-0.0125)
 ④金: 1942.7(-22.8)

※WTI原油先物($/bbl)
 ⑤原油: 72.53(+0.79)

※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
 ①ロンドン午前:1220円
 ②ロンドン午後:1220円
 ③N.Y. : 1210円
 
※ニューヨーク為替引値(円)
 140.11-140.14(0.48円安-0.5円安)

【6月7日:昨日の状況】

※国内銅建値1210円 (6月6日より+30円)

《和牛》

※弊社はいわゆる商社なので、客先より依頼があ
れば、金属スクラップ以外に何でも取り扱います。
先日、ある牧場経営者の方より和牛を海外に輸出
出来ないか?と持ちかけれられ、いろいろ調べて
おります。

※まずは試しにチャットGPTに「A5ランクとA4
ランクの見分け方」を聞いてみたところ、
①脂の質と量
:A5ランクの和牛は、霜降りの肉質が特徴であり、
きめ細かい脂肪が均一に入り込んでいます。
(以下省略)
②肉の色
:A5ランクの和牛は、深い赤色をしています。
(以下省略)
③肉の柔らかさ
:A5ランクの和牛は、脂肪の繊維がきめ細かく入
り込んでいるため、非常に柔らかい食感がありま
す。
(以下省略)

(中略)正確なランクを判断するには、肉のグレ
ーディングや認証マークなども確認することが重
要です。
だそうです。

※小生はそもそもA5、A4のランク付は、客観的な
数値基準(例えば表面積の何%が脂とか)・検査方
法があるものだと思っていたのですが、流通業者に
聞いてみると、売り手・買い手双方が「あくまで話
し合い」で決めるのだそう。
※例えば(a)生産業者が(b)購入業者と同じカットされ
た20kgの塊の肉を見て、
「これはA5だ」「いやここはA4だ」と双方で主張
し合い、お互いが納得すればそれでいいということ
だそうです。
※つまり誰もが納得出来る、客観的な数値基準・検
査方法はなくて、あくまで双方が勝手に主張し合う
世界なのだそう。

※この話を聞いて、何か思い出しませんか?
※そうです「雑線」です。
※雑線は、山になった状態では、誰がどう見てもそ
の銅歩留まりを正確に言い当てることは出来ません。
客観的な銅分を表す数値基準・検査方法はない。
※(a”)販売業者と、(b”)購入業者が、勝手に、42%だ
とか43%だとか言い合って結局、双方が価格的に納
得すれば、それが実際に何%であってもいいという
話です。
正解はない。
※和牛の商売と似てますよね。

※面白いのは、和牛の業界でも販売側と購入側で、
交渉の末、最悪、揉めに揉めて喧嘩のようになるそ
うです。それも頻繁に。
かと思えば、結局、時間を置いた双方が一緒に酒を
飲んだり、メシを食ったりして和解、末にまた仕事
を再開するとのこと。それも頻繁に。

※なんか、聞いたことありません?
この商売の仕方。。。

※雑線(ヤード持込):【6月7日現在】

【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】

以上