《朝令暮改》
【4月15日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=143円14銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:40,524.79(+312.08)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9212.5(+32.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.6105(+0.103)
④金:3204.8(-17.4)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤ 61.53(+0.03)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1370円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. :1510円
※ニューヨーク為替引値(円)
142.98-143.01(0.53円高-0.53円高)
【4月14日:昨日の状況】
※国内銅建値1360円(4月10日より+60円)
《朝令暮改》
※先週ほど、マーケット(株・為替・そして非鉄金属)が混乱した週は、
あまりありません。
※トランプ大統領が相互関税に関する大統領令を発すると世界のマーケ
ットは反応して忽ち下落、その後、1日も経たないうちにその方針を修
正するとマーケットはそれを好感して暴騰、その後も乱高下を繰り返し
ています。
※この状況を見て、小生が思うのは、結局、マーケットには誰も勝てな
いということです。
※よく銅相場の話をしていると、「一部、特権的階級の人が、マーケッ
トを動かしている」とか、「ユダヤ人が世界市場をコントロールしてる」
「フリーメーソンがあああ」など陰謀論を唱える人がいます。
※我々一般の民は、そうした一部の人にコントロールされたマーケット
に振り回せれている(損を強いられている)という考え方です。
※ところが、どうでしょうか?
※世界最強帝国アメリカの大統領でさえ、一度出した方針に、マーケッ
トからNOを突きつけられると、仕方なく方針を変えざるを得なかった
わけで、裏を返すと、マーケットというものには誰も逆らえないし、マ
ーケットをコントロールすることは誰もできないという証明になったと
思うのです。
※なので、“何か特別な情報を握りさえすれば、マーケットの先を読め
る“という陰謀論も、今回のトランプ騒動で、完全に破綻したと思える
のです。マーケットには、誰も逆らえない。
以上