お客様各位
【6月29日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=110円58銭【07:10現在】
※N.Y.ダウ:34,283(-150)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9333.5(-99)
②午後売: 9364
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.278(-0.021)
④金: 1779.6(+3)
※WTI原油先物
⑤原油:72.91(-1.14)
※本日時点予想計算値:国内铜建値
①ロンドン午前:1080円
②ロンドン午後:1080円
③N.Y.:1090円
※ニューヨーク為替引値(円)
110.62-110.65(0.15円高-0.16円高)
【6月28日:昨日の状況】
※国内銅建値1090円(6月25日より+20円)
《設備投資に対する先入観》
※弊社栃木の被覆線スクラップ加工工場(さくら
資源)では、中国製の機械を使い、ナゲット加工を
行なっています。
※その機械設備は、部分、部分で、マンパワーに頼る
仕組みとなっています。
※例えば、破砕機の刃の材質は極めて安い鉄を使用
しているので、購入コストが安い分、研磨の必要頻度
が多く、ほぼ毎日のように研磨を行なっています。
つまりその分、人件費は余分にかかります。
※一方、日本製(乃至欧米製)(小生は不勉強である
為、詳細については分かりませんが)、刃に超鋼材料
を使うなど購入コストは比較的高い。
その分、研磨の頻度は少なく、かかる人件費も安いと
思われます。
※人件費が安かった中国ではマンパワーで解決、人件
費が高い日本ではなるべく、マンパワーがかからない
ような機械を導入してきたということです。
※さて、2018年末の中国7類輸入禁止以降、日本国内
では、雑品・雑線の解体・加工を始める会社が増え
ました、上述弊社の工場もその一つ。
※不思議なのは、日本で金属スクラップを扱う会社の
うち、新規に解体・加工に設備投資をしたのは、殆ど
が中国・台湾などの外国資本であること。
※日系資本、つまり日本の会社は、この間、ほぼ全く
新規投資をしていない。
(弊社はかなりレア・ケース)
※設備投資に対して
「初期投資大・人件費小=日本製
初期投資小・人件費大=中国製 」
という先入観が、日本会社の新規投資を、
より遅らせたと考えてます。
※(ただでさえ様子見が得意な日本人)投資するにしても、
当面様子を見ると決め込んだ。
おまけ:先週末、リサイクル環境推進部会の工場視察
で、東港金属(株)の千葉シュレッター工場を訪問
しました。 月にgrossで4,000〜5,000トン処理
するプラント、わずか6〜8人でオペレーションして
ました。究極の人件費カットですね。
※雑線(湘南ヤード持込):【6月28日現在】
【1】ワイヤーハーネス:400円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):330円前後
【4】雑線B :230-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上