お客様各位
【7月7日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=110円62銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 34,577(-209)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 9528(+96)
②午後売: 9354
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.258(-0.024)
④金: 1793.5(+10.9)
※WTI原油先物
⑤原油:73.37(-1.79)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:1100円
②ロンドン午後:1080円
③N.Y. : 1090円
※ニューヨーク為替引値(円)
110.6-110.63(0.36円高-0.36円高)
【7月6日:昨日の状況】
※国内銅建値1100円(7月6日より+10円)
《内憂外患》
※最近のスクラップ輸出事情の問題点を整理して
みました。
大きく分けて三つあります。
【1】中国の通関問題 (昨日のメール・ブログで
説明済み)
【2】マレーシアの通関問題 (YouTube動画で説明
済み)
【3】日本の輸出通関問題
【1】はHPから前日のブログを見て下さい。【3】
はYouTubeのURLを再添付します。今日は、【3】に
ついて。
※以前も少し触れましたが、日本から被覆線
スクラップを輸出する税関申告の際、その品物が
バーゼル条約に抵触しないかを説明する必要があり
ます。
※弊社のような輸出者(=荷主shipper)は、当該
する品物の主に被覆材に含まれる鉛分を分析し、その
数値を提出しています。
※雑線は、1ロットが数百、数千にも及ぶ種類の電線
から構成されているので、「適切にサンプリング
する」しか方法がありません。
※そのサンプリング方法について、現在、税関は荷主
に、より厳しい条件を課しています。曰く「全種類分
析せよ」との通達。
※今月7月からの輸出通関に適応され、新ルールに
戸惑う弊社は、一時輸出通関を取り止め、様子をみて
います。
補足 問題視されているのは被覆線の被覆材なので、
ナゲットや真鍮、ゾルバなどには一切関係あり
ません。また、雑品でも被覆材のないモーターなど
も、本件と関わりありません。
※雑線(ヤード持込):【7月6日現在】
【1】ワイヤーハーネス:400円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):360円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):330円前後
【4】雑線B :230-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。
以上