お客様各位【7月23日:今朝の状況】
※為替(ドル/円):1ドル=107円16銭【07:30現在】
※N.Y.ダウ:27005(+165)
※銅LMEセツルメント
①午前売: 6527(+14)
②午後売: 6454.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:2.9085(-0.0325)
④金: 1864.1(+21.7)
※WTI原油先物
⑤原油:41.9(-0.06)
※本日時点予想計算値:国内銅建値
①ロンドン午前:750円
②ロンドン午後:740円
③N.Y.:730円
※ニューヨーク為替引値(円)
107.14-107.16(0.38円安-0.37円安)
【7月22日:昨日の状況】
※国内銅建値750円(7月22日より+20円)
《日本発・中国向けスクラップ輸出の今昔》
※中国向け金属スクラップ輸出を改めて考えてみると、昔と今とは全く異なります。
※1990年代後半〜2008年にピークを迎え2018年末で、一段落となった雑品・雑線、
いわゆるcategory7の日本発中国向け輸出は「(排出国では)何にも解体・加工しないで、ただ輸出する」ビジネススタイルでした。
※受入側中国が経済成長期であった為、①原料が不足すると同時に、②雇用確保も必要であった為、解体・加工する前の、
雑品・雑線が好都合でした。
つまり、日本発・金属スクラップ輸出は、同時に中国へ解体・加工という“仕事”も輸出していた。
※一方で、中国は、環境破壊の原因となるゴミの輸入という、マイナス面を許容してきました。
※今般、中国側が新しい仕組みを構築しつつある(コロナ問題で遅れているますが)、
製品としての銅・真鍮・アルミ輸入(日本側から見た場合、日本発・中国向け輸出)は、背景が全く異なります。
※以前のcategory6に当たる、銅・真鍮スクラップやアルミスクラップは、
「(排出国では)全て解体・加工・選別を終えてから輸出する」ビジネスです。
※受入側中国では経済成長が一段落して、①‘原料が不足するも、かつてほどではありません。
銅の場合、a自国での電気銅精錬能力が増え、b国内発生スクラップも増えている。
※②’雇用確保は未だ必要でも、環境破壊の方が問題として大きい為、ゴミの輸入というマイナス面は許容しないという決意があります。
※排出側日本では(1)自国で解体・加工・選別を終えて中国に輸出するか?(2)第三国にて同様の処理をして中国に輸出するか?、
のどちらかを取る必要があります。
※おっと、今日はNOぼけか。
★お知らせ
お休みします。
※雑線(湘南ヤード持込):【7月22日現在】
【1】ワイヤーハーネス:240円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):220円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):190円前後
【4】雑線B :100-150円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。