7月11日 相場情報

お客様各位
711日:今朝の状況】

 

為替(ドル/円):1ドル=10692銭【07:40現在】

N.Y.ダウ:26075(+369)

LMEセツルメント

 午前売: 6322.5(-17)
 午後売: 6386.5 

 COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)

 銅:2.887(+0.059)
 金:1798.2(-1)
 原油:40.55(+0.93) 

ニューヨーク為替引値

106.89-106.92(0.3円高-0.3円高)

 

本日時点予想計算値:国内銅建値

 ロンドン午前:720
 ロンドン午後:730
     N.Y.730

 

710日:昨日の状況】

国内銅建値720(710日より+20)

《御恩と奉公:上  ★注》

 日本史でお馴染み、鎌倉時代の武士制度は、御恩と奉公という仕組みで成り立っていました。

これは、主人が土地を与え、従者は主人の為に働くという仕組み。

 

ちょっと強引ではありますが、需要家(メーカー)と、納入業者(商社・問屋)は、この関係に似ている気がします。

本来、双方には見えない信頼関係があり、買う側と、売る側には、暗黙の了解、仕組みがあります。

例えば、需要家は、納入業者の希望する単価・数量を、ある程度受け入れる(御恩)、

その代わりに納入業者は、需要家に忠誠を誓う(奉公)。 

例えば、他の需要家に売らないとか・・・。

 

さて、その信頼関係ですが需要家の立場から見れば、あくまで不文律(明文化されてない)なので、

一方的に裏切っても仕方ありません。

そもそも納入業者側が勝手に「こうして欲しい」と思い込んでいただけの、言わば片思いかもしれない。

御恩と奉公の関係は、最初から存在していないやも。

 

具体的には?

納入業者が、A希望の数量を売りたい、B希望の価格で売りたいと言っても、需要家は受けてくれない。

結果、納入業者は、あぶれた金属スクラップを 止む無く、「他社に売ったり」「輸出する」=ガス抜きすることになります。

 

(つづく)

 

 ★注:御恩と奉公

中世日本において、主に武士の主従関係を構成した要素・概念。中世の武士間の主従関係は、決して片務的なものではなく、

主人・従者が相互に利益を与え合う互恵的な関係で成り立っていた。ここで、主人が従者へ与えた利益を御恩といい、

従者が主人へ与えた利益を奉公といった。

 

雑線(湘南ヤード持込):【710日現在】

【1】ワイヤーハーネス:230円前後

【2】雑線エフケーブル(VVF):210円前後賞

【3】雑線・一般(4243%):180円前後

【4】雑線90-140

【5】家電線:付き物を取り売買可

【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】

【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。