お客様各位
【7月24日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=141円72銭【07:30現在】
【7月22日:先週末の状況】
※N.Y.ダウ: 35227.69(+2.51)
※ 銅LMEセツルメント($/t)
①午前売 : 8422.0(-121)
②午後売 : 8408.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 3.803(-0.0145)
④金: 1964.3(-4)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油: 77.07(+1.44)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1240円
②ロンドン午後:1240円
③N.Y. : 1240円
※ニューヨーク為替引値(円)
141.79-141.82(1.72円安-1.73円安)
※国内銅建値1230円 (7月19日より-20円)
《企業信用情報》
※信用調査会社、帝国データバンクの情報(7/18付)
を添付します。
※自主廃業(★注)する「守田」とは取引がないた
め、どのような会社かは不明ですが、ステンレスの
輸出を主業務にしていたようです。
※帝国データバンク社が分析している事業停止、自
主廃業した理由は
①相場が需要に左右されること
②販売先が海外で為替の変動から収益が低調である
こと
③取引先とのトラブル
※帝国社にケチをつけるわけではないのですが、
①相場が需要に左右されるというのは、非鉄金属ス
クラップの仕事においては当然。ステンレスの価格
が売り先メーカーの都合で左右されるという意味で
す。
②海外に客先があり、為替の変動を受けること、こ
れも、非鉄金属スクラップに限らず、全ての業種で
輸出をしていれば当然。
※①②が事業停止し自主廃業した理由であれば、1
金属スクラップを扱い、2輸出をしている企業は全
て自主廃業ないし倒産することになるので、理由と
しては薄い。
正しい理由とは言えない。
※唯一、取引先とトラブルというのは、自主廃業の
理由となると考えます。
※取引先が同社売り先の場合、例えば、a売り先と
の間に品質トラブルが起こり、売った品物の代金が
回収できない。
または、b売り先自体の経営が行き詰まりその影響
を受けている(実質、二次倒産の状況)。
※取引先が同社仕入先の場合のトラブルも考えられ
ます。
例えば、c仕入先に対して品質に合わない代金を払
い、大きい損失が出ている。
または、d仕入先に前払した品物が入荷されず、資
金がショートしている。
以上が、予想される事業停止・自主廃業の原因です。
以前のコラムでも書きましたが、業界内に自主廃業
や倒産ニュースが出るということは、金属スクラッ
プ業界自体が“あまり良い状況でない”ことを意味し
ます。
業績が皆好調であるときに、自主廃業・倒産ニュー
スは出てこない。
今後、注意が必要です。
(★注)自主廃業と倒産の違い
「倒産」とは、会社の資金が底をついて債務を弁済
できなくなる状態に陥ることをいい、「自主廃業」
とは、会社の判断により、従業員を解雇し、事業を
終了させることをいいます。《(株)work visionホ
ームページより》
https://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4979.html
【お知らせ】
7月31日(月)〜8月7日(月)相場情報・お休み致
します。
再開は8月8日(火)を、予定しております。
※雑線(ヤード持込):【7月22日現在】
【1】ワイヤーハーネス:410円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):390円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):320円前後
【4】雑線B :220-250円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上