《中国向けアルミ輸出の最近》
【7月26日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=153円43銭【08:30現在】
※N.Y.ダウ:39,935.07 (+81.20)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8917.0(-101.5)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.1125(+0.0135)
④金:2351.9(-61.4)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤78.28(+0.69)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1420円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : 1440円
※ニューヨーク為替引値(円)
153.93-153.96(0.06円安-0.06円安)
【7月25日:昨日の状況】
※国内銅建値1460円 (7月24日より-40円)
《中国向けアルミ輸出の最近》
※新聞記者さんより情報を頂き、最近、中国政府がパブリック
コメントを求める通達を出していると知りました。やはり原文
を添付しますので、Google翻訳で中国語→日本語に翻訳して頂
くといいと思います。
※簡単に言ってしまうと、銅・真鍮・アルミスクラップの輸入
基準を、また(また、また、また、また)変更するとのこと。
(いったい何回目だ!!?)
※補助金に関わる法令の話のときも触れましたが、これぞ本当
の朝令暮改。法律やルールが頻繁に、そしていきなり変わる中
国らしい話です。
※さて、なぜにこのタイミングで変わるのか?を勝手に想像す
るに、アルミスクラップのシップバック問題が関わっているよ
うです。
※今年5月、日本から中国に到着したアルミスクラップが、中
国輸入通関出来ず、大量にシップバックされるという事件が起
きました。
※弊社もその煽りを受け、アルミフィン材のスクラップ(とて
も綺麗な品物)が、言われの無いクレームをかけられ中国で通
関できないということがありました。
※日本から中国へ送られるアルミスクラップは、ZORBAなど
ミックスメタル系の不純物の少ない荷物が多いと思われ、さほ
ど通関で揉めるようなものはありません。唯一「ビス付きサッ
シ」に関しては、その不純分が極めて曖昧で、中国の税関で通
関が出来る・出来ないがよくわからないままでした。
※Aサッシと異なり、Bサッシはアルミ以外に、鉄・ステン・
などの金属や、ガラス、木、ゴムなどが含まれており、物にも
よりますが、1割程度はアルミではないと思います。
※現行の中国輸入基準だと、1割=10%の不純物は到底許容出
来ず、それが理由で大量シップバック事件が起きたと\思われ
ます。
※さて、今回、パブリックコメントを求めている添付の基準を
見てみると、アルミ分が91%と記載があります。これは、完全
にクリーンなアルミでなくとも、ある程度輸入を許容しようと
いうことのように見て取れます。勿論、その真意は分かりませ
んが、シップバックに嫌気して、日本からのアルミスクラップ
輸出は、5月以降低迷しております(5月は9,249トンで前月比
40%の減少)。その打開策となるやも知れません。
※雑線(ヤード持込):【7月25現在】
【1】ワイヤーハーネス:600円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):580円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):510円前後
【4】雑線B :390-420円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上